プチたび > 2006年のイベント

初詣は世界遺産、日光へ。日光二社一寺のひとつ、日光山輪王寺の三仏堂前で大晦日23:45から山伏が野天の大護摩を焚きあげる「採灯護摩供」を実施。屋根よりも高く立ち上る煙と炎に祈りを込めて、一年間の厄を払い、開運を願う。

NHKの『ゆく年くる年』でもお馴染みの、山形・立石寺(通称・山寺)の鐘は、一般の参詣者でも撞くことができる。平成18年12月31日(日)23:30に始まるので事前に山門前の鐘楼へ。「招福の鐘」として知られており、澄みきった音を雪の山寺に響かせる。納豆汁、玉こんにゃくの振る舞いもある。また先着108名に地元観光協会から干支の記念品サービスも。

南房総は越前、淡路と並ぶ水仙の産地。とくに鋸南町の水仙ロードは有名だが、さらに南の南房総市富山地区も水仙を歩く、美しい遊歩道がある。起点となるのは『道の駅富楽里とみやま』で、所要1時間の水仙遊歩道が整備され、今年は正月に見頃を迎える。遊歩道は、地元の生産農家7軒分の水仙畑をつないだコース。遊歩道途中には岩井海岸が一望できる展望所もあり、一足早い春の訪れを感じることができる。

1月6日(土)正午〜1月7日(日)13:00、縁起だるま発祥の地・少林山達磨寺内で『少林山七草大祭だるま市』、通称「高崎だるま市」が盛大に開かれる。商売繁盛、学業成就、家内安全を願う人が境内を埋め尽くす。高崎だるまは、天明の飢饉の頃、達磨寺9代東獄和尚の伝授で農家の副業に張り子だるまを作り七草大祭に売らせたのが創始。だるまの片目を開けなくしたのは、養蚕農家の考えから。つまり選挙でお馴染みのだるまに目を入れるのは、群馬がルーツで、その背景には養蚕文化があったのだ。

花卉栽培の盛んな石岡市にある茨城県立フラワーセンター。1月3日(水)〜1月21日(日)の間、『冬のバラまつり』を開催。期間中、展示温室でバラが花盛り。1月7日(日)にはがまの油売り口上・凧揚げ大会もある。大温室ではこの時季、インドソケイ・ベニヒモノキ・チランドシア・ランタナ・ハイビスカス・トケイソウ・ダツラ・ブーゲンビリア・オウゴチョウ・ゴールデンシャワー・ジャスミンなどが咲いている。

会津柳津(やないづ)の福満虚空蔵尊圓蔵寺は、806(大同元)年、法相宗徳一大師が開創の会津一の古刹で「日本三大虚空蔵尊」。民衆の力で只見川に凄む龍神を追い払ったという伝説に因んだ奇祭が平成19年1月7日(日)に行なわれる『七日堂裸まいり』。こうこうと燃えるかがり火の中、大鐘を合図に雪の中下帯一つの男たちが113段の石段をかけ登り、本堂(菊光堂)の大鰐口(金鼓)を目指す。ふんどし姿の男たちが本堂の大鰐口から下がった麻縄をもみ合い競い合いながらよじのぼり1年の幸福と無病息災を祈る。

熊野那智大社の社伝では、神武天皇が熊野灘から那智の海岸に上陸したとき、那智の山に光が輝くのをみて、大瀧をさぐり当て、神として祀ったという滝が落差133mの那智の滝。大晦日から元旦にかけて、熊野那智大社の除夜祭にあわせ、西国33霊場第1番札所・青岸渡寺の三重の塔とともに大型投光器9基が大瀧を照らす。年1回限りのスペシャルイベントだ。

4月20日までの冬季期間は入園無料の「小岩井農場まきば園」。平成19年1月1日(月)〜3日(水)の間、普段入れない農場の大雪原へ、ガイドとともにスノーシューを履いて入園できる。100年杉コースを散策したのち、矢取森牧草地の雪原で雪遊びなど、冬の小岩井ならではの楽しみがある。東京からなら元旦日帰りの裏技も。

1月9日(火)に開かれる『前橋初市まつり』は、前橋市の四大祭りのひとつで「だるま市」として有名。縁起物のだるま、植木、食品など800店あまりの露店が出る盛大な祭り。露店の数だけでも全国一の賑わいとなる。歴史は古く1617(元和3)年から続く前橋の新春の風物詩で、厩橋(まやばし=前橋の旧名)城主・酒井重忠(さかいしげただ)の時代に毎月4と9の日に日用雑貨や生糸の取引をしたことに遡るという伝統行事だ。

日光山輪王寺や東照宮の鬼門(丑寅の方向=北東)にあたる標高880mの外山(とやま)の山頂にある外山毘沙門堂。1月3日(水)、全国的にも珍しい『福銭貸し』の神事が行なわれる(『外山毘沙門天縁日』)。本尊の毘沙門様から福銭を預かり、それを事業の元手とし、翌年に借りた額の倍を奉納するもので、証文はない神様との信用取引。円を万両という単位にして100万両、1000万両という景気のいい声が飛び交う。