三夜沢赤城神社(みよさわあかぎじんじゃ)に伝わる太々神楽(だいたいかぐら=前橋市無形文化財)の創始は江戸時代に遡るという歴史あるもの。1月5日の『修請会』(しゅうせいえ)には「捺初(おしどめ)の儀・散米(さんまい)の座」の各2座が無病息災を祈願し拝殿で奉納される。
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2008年1月6日(日)9:00〜15:00。織物の街として栄えた桐生市の大雄院(たいゆういん・曹洞宗)で行なわれる初春の行事。大雄院の守護仏として安置された馬頭観音の大祭として始まった祭りだが、交通手段として馬に頼る時代でなくなったため名称を幸運祭に改め継続されている。交通安全の祈願はもちろん、開運、商売繁盛、家内安全、厄除けなどの祈願もできる。境内には、福だるま市、露店も数軒出店し、大祭に花を添える。臨時駐車場も用意。
1月6日12:00〜1月7日13:00の間、群馬県高崎市の少林山達磨寺内で『少林山七草大祭だるま市』、通称「高崎だるま市」が盛大に開かれる。全国的にも有名な「高崎だるま」は、少林山達磨寺9代・東獄和尚の伝授で山県友五郎が作り始めたと伝えられている。天明の飢饉の際に、農民救済のため張り子のだるまを作らせたのがルーツだ。眉は鶴、鼻から口鬚は亀を表現する縁起の良い福入だるまで70軒の家で年間150万個のだるまが生産され、全国の8割を占めている。だるまの片目を開けなくしたのは、養蚕農家の考えから。つまり選挙でお馴染みのだるまに目を入れるのは、群馬がルーツで、その背景には養蚕文化があったのだ。
正月7日の朝、春の七草(せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ)を炊き込んだお粥を食べると万病を除くという習わしは、日本独自の文化で伝統的行事。桐生市の崇禅寺では、2008年1月7日(月)6:00〜堂内で『七草がゆの儀式』が行なわれ、続いて境内(屋外)に用意された大釜で炊かれた七草粥が参拝客に振る舞われる。桐生市川内町では、近隣で七草がすべて揃うという好条件に恵まれていることが機縁となり、七草がゆが振る舞われるようになった。お粥は誰でも食することができるが、祈願をしてもらい味わっていく人が多い。ちなみに崇禅寺では『崇禅寺朝がゆ会』(読経・坐禅・法話・朝がゆ放談)が毎月1日6:00〜8:00に行なわれている。参加は志納。
中山道新町宿(現・高崎市新町)にあり、江戸時代から、困った時の「おたすけ稲荷」で名高い於菊稲荷神社(おきくいなりじんじゃ)。縁起だるまで名高い群馬のだるま、9:00〜16:00まで於菊稲荷神社境内にてだるま市が開催。神殿にてだるまの目入れ祈祷を実施。
1月9日(火)に開かれる『前橋初市まつり』は、前橋市の四大祭りのひとつで「だるま市」として有名。縁起物のだるま、植木、食品など800店あまりの露店が出る盛大な祭り。露店の数だけでも全国一の賑わいとなる。歴史は古く1617(元和3)年から続く前橋の新春の風物詩で、厩橋(まやばし=前橋の旧名)城主・酒井重忠(さかいしげただ)の時代に毎月4と9の日に日用雑貨や生糸の取引をしたことに遡るという伝統行事だ。『前橋初市まつり』は、前橋の総鎮守として歴代橋藩主の崇敬を集めてきた本町の前橋八幡宮で古いだるまが燃やされる「だるま供養」(10:00頃〜)から始まる。お焚きあげ儀式の「だるま供養」は、その浄火にあたると福の神が宿るとか。「だるま市」で売られるだるまは、値切って買うのがよいといわれる。
伊香保温泉では、大晦日に氏神様である伊香保神社に、総勢40人の女性達がお揃いの法被(はっぴ)に「お多福」のお面を付けて、松明(たいまつ)を灯し、石段を上って初詣を行なう。深夜の石段街に松明・燈篭の明かりが続いて神秘的。過去の『石段ひな祭り』に参加した子供たちのなかで、今年めでたく成人を迎えた若々しい女性達が巫女の衣装を身にまとい、行列に華を添える。31日は、23:00頃スタートし、元日の午前0:00に伊香保神社に到着予定(天候等により中止の場合は、翌1月1日に実施)。縁起物として「お多福札」を年末年始に限定販売。「お多福札」は群馬県産の杉板と県内産の繭を使い、すべて手作りで仕上げ、伊香保神社からお払いを受けた縁起もの。旅館・商店で900円で販売。
坂東三十三霊場の第16番寺。境内に本堂や六角堂が建ち、前庭からは赤城山や渋川市街を一望できる。境内には、昭和50年に完成した「大和の鐘(たいわのかね)」があり、大晦日1打100円の志納金で誰でも「除夜の鐘」を撞くことができる(108までは数えるが、それ以上の人数でも参詣者全員撞くことが可能)。23:30〜和尚の読経・打鐘、その後一般の参加となる。
「おたすけ稲荷」として有名な高崎市新町(中山道新町宿)の於菊稲荷神社(おきくいなりじんじゃ)で、12月31日〜1月10日の間、年越し大祓神事『胎内くぐり』を執行。参道に並んだ鳥居の数ヶ所に設置された茅の輪をくぐり抜け、新年の多幸を祈願する。茅の輪をくぐることで知らず知らずに犯している、罪や穢れを心身ともに祓い清めて諸災厄解除を願う神事。
上毛三山の一つ榛名山にある榛名神社では、大晦日の深夜に108個の天狗餅を境内に撒く、神秘の行事『天狗祭り』が行なわれる。暗闇の中、石と区別しにくいこの天狗餅を運良く拾うと、1年間の無病息災の御利益がある。新年、午前0:00の太鼓の音とともに開門するが、多くの人が我先にと懐中電灯を片手に餅の撒かれている境内へと急ぐ。境内では甘酒のサービスも実施。大晦日23:00から社殿で行なわれる榛名神社の特殊神事のなかでも最も神秘な行事『天狗祭神事』は神職のみで執り行なわれ非公開となっている。












