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702(大宝2)年に木曽御岳(きそおんたけ)の山頂に鎮座したのが創建と伝わる古社・御嶽神社(おんたけじんじゃ)。御嶽登拝の前の精進潔斎のための参籠の行場である里宮(若宮)の神楽殿で毎年1月4日に行なわれる『太々神楽』(だいだいかぐら)の新年初奉奏祭は、今年の豊作を祈願する祭事。町民50名による御嶽神社太々神楽保存会が中心となり、250年の歴史を有する12演目を3年掛かりで揃うよう毎年4演目ずつ舞う。笛や太鼓の音色に合わせて、剣を片手に天狗の面をつけた4人が勇壮な舞で奉納。

国の重要無形民俗文化財に指定される『坂部の冬祭り』(さかべのふゆまつり)は釜に沸かした湯を神々に捧げ、釜の周りで神楽を舞うことで来る年の豊穣と無病息災を願う、日本古来の湯立神楽。天龍村最南端の、愛知県と接する坂部地区にある大森山諏訪神社で1月4日の夕方から24時間連続で行なわれる。下の森(火之王社)から御輿を上の森(諏訪神社)に遷すことから始まり、5日の明け方に赤鬼が大鉞(まさかり)を持って現れ、2人の宮人が捧げ持つ松明(たいまつ)を鉞で切る「たいきり面」が始まる場面が祭りのハイライト。

野沢温泉村では、2008年1月4日(金)〜3月31日(月)、温泉街とスキー場が一体となって『ニコニコまつり』を開催する。オープニングフェスティバルは、1月4日、大湯通りでステージショー、バイアスロン鍋など。

天龍村の南西部、標高800mに位置する大河内(おおこうち)地区の池大神社(いけだいじんじゃ)で、1月5日〜6日に行なわれる祭事が『大河内池大神社例祭』。釜に沸かした湯を神々に捧げ、釜の周りで神楽を舞うことで来る年の豊穣と無病息災を願う、日本古来の湯立神楽。扇や剣などを持ちかえながら夜を徹して舞が奉納される。最後の「鎮めの舞」は熟練者の舞う厳粛なものとされている。国の重要無形民俗文化財。

1月初旬〜2月下旬、木曽町西野川右岸の水が凍りつき、白川氷柱群が姿を現す。氷柱群は幅約250m、高さは最大50mにも達し、氷の青と雪の白のコントラストにより、壮大で不思議な景観を生み出している。古くから木曽谷の人々に親しまれてきた冬の風物詩で、御嶽山の伏流水が岩壁から湧き出して凍結するという自然のオブジェ。冷え込めば冷え込むほど見事な氷柱となる。場所は御嶽山(木曽御岳)の登山口として知られる王滝村黒沢地区と開田高原を結ぶ県道20号の途中、木曽町三岳・白川地区。極上のパウダースノーで知られる御岳ロープウェイスキー場への途中にあるので、スキーや御嶽山の雪見の途中で寄り道も楽しいだろう。夜間にはライトアップされ、造形の美しさが一層際立つ。ライトアップは18:00から22:00。

佐久開拓の神を祀る新海三社神社(しんがいさんじゃじんじゃ)は、佐久三庄三十六郷の総社。武神としても崇敬あつく、源頼朝による社殿修理再興の口碑、武田信玄の戦勝祈願の願文も残されている。広大な境内にある三重塔、東本社は室町時代の建築で、国の重要文化財。2008年1月6日(日)16:00〜に行なわれる『御田植祭』は五穀豊穣を祈願して、神主らが「田植え」や「雀追い」など稲作の1年間をコミカルに表現する神事。

1月7日3:00〜行なわれる善光寺年中行事最大の法会「七草会」の前夜、6日19:00〜善光寺本堂で行なわれる。僧の祈祷の後、本堂外陣入口中央にあるびんずる尊者像をもみ上げ、参詣者とともに妻戸台の周りを回す行事。参詣者には杓子が授与され、その杓子で尊者像をなでて持ち帰ると、一年を無病息災で過ごせるといわれている。「びんずるさま」は釈迦最後の教えを聞いた16人の弟子(十六羅漢)の一人で、神通力に優れていたことから、「なで仏」とも呼ばれ、像をなでることによって様々な病気を治してくれると信じられている。

1月7日早朝3:00〜。朝拝式(ちょうはいしき)、修正会(しゅしょうえ=国家の平安を祈る儀式)に御印文加持・御印文頂戴(ごいんもんちょうだい)の儀などが組み合わされた法会で、善光寺で行なわれる正月行事のなかでも最も荘厳な儀式となっている。2:00から鐘楼で「人よせの鐘」が撞かれるが、参詣者も梵鐘を撞くことができる。善光寺では平安時代初期頃から『七草会』が始められたと伝えられ、かつては本堂内部が全国から詰めかける参詣者の人いきれで霞んだほどという。俳人・小林一茶はこの『七草会』を見て「人の日や本堂を出でる汗けむり」と詠んでいる。

善光寺如来の分身といわれる3つの「御印文」を、僧侶が参詣者の頭に押し当てる儀式。1月7日〜1月15日の9:00〜16:00。善光寺の「御印文」は、体に押すと極楽往生が約束されるといわれ、古くから「ごはんさん」という愛称で親しまれている。

1月1日、午前0:00を期して鳴らされる除夜の鐘を合図とし、1:00〜行なわれる『朝拝式』(ちょうはいしき)は、善光寺の全僧侶が出仕して執行される、新年最初の法要。大晦日から新年にかけては「二年詣り」と称し、多くの参詣者が境内で新年を迎える風習がある。1月1日〜3日11:00、15:00には『修正会』(しゅしょうえ)が行なわれ、15:00の『修正会』では、お戒壇の壁を金剛杖で打ち鳴らす戒壇加持(鬼払い)が修される。365日欠かさず行なわれる『お朝事』(おあさじ)は7:00頃から。

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