武雄市山内町のシンボル・黒髪山には雌岩と雄岩(夫婦岩)と呼ばれる巨岩がある。この夫婦岩を間近に仰ぐ乳待坊公園(ちまちぼうこうえん)では、毎年夫婦岩をライトアップし、暗闇に神秘的な姿を浮かび上がらせて、1年のしめくくりに野外コンサートが開催される。年末の風物詩として「お君・新三郎非恋物語」を偲び、夫婦和合を願って行なわれるもので2007年は12月30日(日)18:00〜22:00。コンサート前には、地元ボランティアスタッフによる猪鍋、黒米おにぎりのふるまいがある。
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無病息災、来る年の無事を祈願し、佐賀県多久市の多久聖廟(たくせいびょう)物産館の横にある芝生広場で、大晦日に『多久聖廟お火たき』が行なわれる。地元東の原区が中心になって行なうもので、12月31日11:45に高く積まれたお守りに火が付けられる。儒学の祖である孔子を祀った建物「多久聖廟」は、1708(宝永5)年に創建された日本で最も古い孔子廟のひとつ。創建以来、一度も絶えることなく続いている『多久聖廟お火たき』は、県の重要無形民俗文化財。なお新年になると同時に、獅子舞いが披露される。
佐賀市の佐嘉神社で大晦日に行なわれる特殊神事が『鰤祭』(ぶりさい)。佐賀藩の藩祖・鍋島直茂が朝鮮出兵から帰陣する際に乗船した船にブリが跳び上がり「武威が揚がった」と喜んだ故事から、新年のめでたい象徴として70年あまり続いている伝統神事。出世魚・ブリを神殿に奉納し宮司が包丁に見立てた神矢の矢尻でブリに切れ目を入れる「調理の儀」を行ない、大漁と航海の安全を祈願する。奉納されたブリは切り身や雑煮となって、初詣客に振る舞われる。
有田焼陶祖の神・陶山神社は、磁器製の鳥居、陶磁器製狛犬、磁器製欄干、そして焼き物のお守りと有田らしい風情がある。その陶山神社で初詣の雰囲気を盛り上げようと、白磁のお碗やコップにろうそくを灯す。現在、参道に500個の白磁の碗が置かれ、今後、1500個まで増やすのが目標。当日は昔の有田の郷土料理といわれる味噌汁に大根おろしと焼いた餅を入れた「雪のつゆ」も振る舞う。2007年12月31日(月)23:30〜翌1月1日2:00の予定。
佐賀県立九州陶磁文化館で新春にふさわしいめでたい古陶磁を展示する『七福神と吉祥文様』展が2007年12月20日(木)〜2008年1月14日(月・成人の日)に開催。1月5日(土)の14:00〜15:00には展示解説会も行なわれる。入館は9:00〜18:00、無料。12月29日〜12月31日と月曜休(月曜が祝日の場合は開館)。
八天神社は、八天狗社、唐船権現とも称され、修験の坊として創始された古社。近世には火伏せの神として肥前ではあつく信仰された。嬉野市塩田町の古社。例大祭では、お札やお神酒をもらい受け、1年間の安全を祈願する。19日の夜はお火たきがあり、一年間使った古いお札やお守りを燃やし、御神酒、甘酒、お餅、大根炊きが振る舞われる。露店も20軒ほど出店。境内には1854(嘉永7)年築、佐賀県指定重要文化財に指定された眼鏡橋(石橋)もあるのでお見逃しなく。
三日月龍王浮立(みかづきりゅうおうふりゅう)は藤隠れの滝に伝わる大蛇伝説(民話『藤隠れの滝』)と織島神社の雨乞いの儀式を全長15mの龍踊り(じゃおどり)で表現し、6部構成で描く創作の舞浮立。織島神社で行なわれていた浮立は60年間途絶えていたが、まちづくり団体「グループ三日月21」が中心となって平成14年に復活した。水の恵みに感謝し、五穀豊穣と社会の平和を祈る奉納浮立だ。振り付けは、佐賀市のバレエダンサー・野村一樹さんが担当。龍の登場から、雨ごい儀式、月への昇天まで、民話を基に6部構成の舞浮立は、まさに新しい時代の創作浮立。
『なごや歴史講座』は、日本列島と朝鮮半島との交流史や特別史跡名護屋城跡ならびに陣跡を中心とする城郭史、韓国や佐賀県の歴史・文化などをテーマに、名護屋城博物館学芸員による公開講座。第63回のテーマは「大名陣跡の石垣を探る」。会場は名護屋城博物館ホールで13:30〜15:00(予定)、受講料は無料。
名勝「九年庵(旧伊丹氏別邸)庭園」(佐賀県神埼市)は、佐賀の大実業家、伊丹弥太郎が明治25年から9年の歳月をかけて築いた6800平方メートルの別荘と庭園。1995年2月に国の名勝の指定を受け、毎年紅葉の時期に一般公開されているが2007年は、11月15日(木)〜11月23日(祝・金)8:30〜16:00に公開。入園には、老人いこいの家前・「九年庵対策本部」テントで渡される入園整理券が必要で、定数に達すると配布が終了するので注意を(入園案内は待ち時間表示とアナウンスで実施)。入場料は、美化協力金300円(中学生以下無料)。
世界から注目を集める佐賀の国際イベントといえば佐賀市嘉瀬川河川敷で行なわれる『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』。28回目を数える平成19年は10月31日(水)〜11月4日(日)に開催される。「第23回パシフィック・カップ」、「第24回熱気球日本選手権」、「2007熱気球ホンダグランプリ第4戦」、「2007 SAGA マスターズバルーンカップ」、さらに「バルーンファンタジア」を兼ねたこのフェスティバル、今年は世界13ヶ国から109チーム/機の参加が予定されている。昨年の大会では87万7000人を集めたが、佐賀県が注目される今年はさらに観客が増えることは確実だろう。



