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1月4日(金)10:00。中禅寺湖畔の二荒山神社中宮祠境内・上神橋から赤城山に向け矢を放つ恒例の神事『武射祭(むしゃさい)』が行なわれる。矢を拾い神社で「災難除・開運」守を付けてもらうと一年間良いことがあるという。日光男体山の二荒山神が大蛇に変身し、大ムカデに姿を変えた赤城山神と戦場ヶ原で争い、弓の名人・猿丸が大蛇に加勢し、大ムカデを退治し、勝利したと伝わる神戦譚に基づくもの。室町時代から続いている古式ゆかしい伝統行事で、神事は、例年氷点下を下回り、寒風吹きつける中、宮司が神社境内の上神橋から「ヤー」という掛け声とともに一番矢のかぶらや鏑矢を放ち、続いて烏帽子、かり狩衣姿の神官と弓道家が赤城山方面に次々と矢を放つ。

2008年1月4日(金)10:00〜16:00、栃木県内で一番早いといわれる初市が鬼怒川温泉で行なわれる。正月から温泉街を活気づけようと2000年から始められ、今回で9回目を迎える。会場には、縁起物を売る露店などがずらりと並び、縁起物に一年の無事を託すもよし、模擬店でお祭り気分を味わうもよし、お正月のひとときを鬼怒川温泉の『初市』でお楽しめる。先着500名様におしるこのサービスもあり、体を温めながら、鬼怒川温泉での正月気分を満喫できる。

今年で5回目となる奥日光湯元温泉の『雪まつり』。2008年1月、3月の毎週土曜日と1月13日(日)開催。各旅館20:00出発。奥日光・戦場ヶ原(三本松駐車場)での星空を観察するする企画で、観察員の説明も実施。自然の大プラネタリウムは必見。各宿泊施設から観察場所までの送迎も可能。「平原の真ん中で星を眺めるのですからとてもきれい。イベントに2月がないのは寒すぎるから止めたのです。夜はマイナス5度から15度くらいまで冷え込みますから」とは、「奥日光高原ホテル」の山本民雄社長の話。

半俵(はんぴょう)の寒念仏(かんねんぶつ)。この念仏踊りは、伝承によると、鎌倉時代に源頼朝の追討を逃れて奥州へ下る義経、弁慶など12名の主従が一夜をこの地の阿久戸(あくど)の岩穴で明かした縁で、その霊を弔うために生まれたといわれている。現在では、五穀豊穣、防災、家内安全、商売繁盛などの祈願のために、寒の入りと夏の土用の年2回愛宕神社に奉納されている。踊りの中心は2名の太鼓で、頭上に義経と弁慶の小さな人形をつけた冠をつけ、太鼓を叩きながら跳んだりはねたりする。この周りを「六堂(ろくどう)」と呼ばれる六地蔵に扮した者が取り巻き、宝塔状の冠をかぶり、約40分間の演技中ずっと立ったまま動かない。その他、伴奏者として笛と念仏申しが横一列となり、演技者と向かい合って一体となる。江戸時代から引き継がれてきたという衣装をまとった演技者は、「渡り拍子」、「入り違い」、「庭回り」、「念仏」、「岡崎」の順で演技を行ない、動きの激しい歌念仏が最高の見せ場となる。

『花市』は2008年1月7日12:00〜21:00にさくら市氏家中心市街地大通りを歩行者天国として開催。『花市』の花(ハナ)とは「ショッパナ」のことを指し、年初の市という意味。県内外の露天商が集まり、縁起物を中心に日用雑貨などが販売される。当日は会場周辺に交通規制を実施。

冬の戦場ヶ原から小田代ヶ原にかけては地形が平らなため、スノーシューハイキングに最適。動物の足跡がはっきりと見られて幻想的な白銀の世界が広がる冬の湯の湖を、奥日光パークボランティアが案内する。スノーシューで散策したあとは、休暇村の温泉でくつろぐこともできる。所要時間約2時間。参加費400円(レンタル料大人半日1500円)。

『春渡祭(おたりや)』は火防祈願のほか古いお札・お守り・熊手・破魔矢などを燃やし、無病息災を祈願するお祭り。14:00に神輿前で鎮火祭(見学不可)を執行し、境内で古札焼納祭を執行した後、お札・お守りなどに点火します。春渡祭で約70軒の露店が並び、15:00からは神楽殿で「太々神楽」も奉納される。ただしこのお祭りでは、だるま・お飾り・門松・松飾・しめ飾りを燃やすことができません。紙のものに限る。

2008年1月10日(木)11:00〜0:30。建築の神様として聖徳太子を祀る大田原神社で、新春恒例の「太子祭」が行なわれます。この祭りは、江戸中期から建築業者の仕事始めの儀式として続き、当日は、建築業関係者が境内の聖徳太子碑前に参列し、建築作業や商売繁盛を祈願するす。大工10人が烏帽子と狩衣の装束で鋸や手斧を使い、直径25cm、長さ4mの丸太を角材にする伝統技術を披露する。この作業は、今ではほとんど見ることができない古式豊かな儀式。

人々の罪と穢れ(けがれ)を祓い清めるために行われる行事で、6月30日(「夏越し(なごし)の払い」)と12月31日の2回行なわれている。起源は奈良時代に遡るという。大祓式は12月31日15:00〜、除夜祭は15:30〜。6月の大祓式同様(茅の輪くぐりはなし)の大祓の儀式を終了し、社殿に昇殿して一年間の無事を感謝し、来る年も良い年になることを祈るもの。

京都の鞍馬山、奈良の信貴山と並ぶ「日本三大毘沙門天」のひとつ、大岩毘沙門天(最勝寺)で行なわれる奇祭が『悪口(あくたい)まつり』。一年間に積もった鬱憤を「ばかやろうちょうちん行列」で発散し、すがすがしい気分で新年を迎えるもので、江戸時代から続く伝統行事。大晦日の夜から元旦にかけて、修験者の法螺貝の音に先導され、「ばかやろう」と大声を出しながら山麓から山頂の本殿をめざして歩く。古来からのオーバーナイトハイキングで、登山途中に悪口に「ぼう」のつく「びんぼう」、「どろぼう」は禁句。坂のある参道を歩くので懐中電灯は必携だ。1日には悪口まつりに続いて、毘沙門天の前に正座して御神酒を頂く「滝ながしの式」(祈祷料1000円)が実施される。

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