1612(慶長17)年築城の名古屋城は、明治時代まで約250年間、徳川御三家の筆頭尾張家の居城だった。金の鯱(しゃちほこ)で知られる大天守閣は戦災で焼失し、昭和34年に再建されたもの。城内は、名古屋城を紹介する展示室として公開、国の重要文化財「名古屋本丸御殿障壁画」も展示されている。二之丸庭園は、ボタン園、シャクナゲ園などが整備される枯山水回遊式庭園で、のんびり散策を楽しむこともできる。平成22年に築城開始400年を迎えるにあたり本丸御殿の復元が進められている。
伊勢神宮に次ぐ社格の大宮で、三種の神器(さんしゅのじんぎ)のひとつ、草薙御劔(草薙神剣=くさなぎのみつるぎ)を祀っている。総面積19万haの敷地内には、弘法大師の手植えといわれる樹齢1000年の市内最大の楠木など巨木が茂り、深閑とした森に囲まれ厳かな雰囲気が漂う。宝物館には、国宝や重要文化財176点をはじめ、4000点余り社宝も収蔵し、公開している。織田信長が桶狭間出陣の折り、必勝を祈願し、奉納した築地塀の信長塀(日本三大土塀)などみどころも多い。交通安全の車祓いも受け付けている。
正式名は八事山興正寺。開山は1686(貞享3)年という尾張徳川家ゆかりの古刹で、密教と戒律の寺であることから「尾張高野」(おわりこうや)とも呼ばれている。高さ30mの五重塔は、1805(文化2)年から3年の歳月を費やし建立された塔で、国の重要文化財。塔そのものを本尊と見立てている。毎月5・13日の縁日には境内に露店が立ち並び、賑わう。また、山内は新緑、紅葉の名所としても有名で散策にも絶好の地。
平成14年にオープンの自然風庭園。ワイルドフラワーとは、古来より原生し野性的な雰囲気をもつ草花で、自然のままに生育し、素朴な豊かさが楽しめる。アメリカテキサス州のワイルドフラワーセンターと姉妹提携し、州花「ブルーボネット」が庭園の愛称。トップガーデンデザイナーがデザインした庭園や英国風のクラシックな庭園もある。ホームページで、みごろの花をチェックも可能。レストランやカフェも併設している。
ノリタケの森は、ノリタケカンパニー発祥の地に建つ文化施設。クラフトセンターは、食器造りを生地の製造から絵付けまで解説。お皿やマグカップへの絵付け体験もできる。ミュージアムには、歴史的、文化的にも価値が高い、初期のノリタケ製品「オールドノリタケ」を展示公開し、見応え満点。また、陶芸、絵画、彫刻など、有名作家の個展から市民の美術展までを展示するギャラリーもある。レストランやカフェも併設。
複合文化施設愛知芸術文化センター内にある美術館。20世紀の美術を、幅広く体系的に紹介している。所蔵作品の展示室では、日本や海外の絵画、彫刻、版画など多様な分野の美術を展示している。3000点に及ぶ収蔵品は、企画展、特別展を行ない公開し、ホームページでコレクションの作家検索もできる。レストランやオリジナルグッズを販売するショップも併設。ミュージアムショップは美術館の観覧券なしで利用が可能。
尾張徳川家の歴代の重宝である、「大名道具」などを展示する美術館。家康の遺品を中心に、国宝9点、重要文化財52点など1万数千点に及ぶ貴重な品物を収蔵している。展示室は名古屋城二の丸御殿にあった猿面茶席や広間、上段の間、鎖の間などを再現し、そこに収蔵品を展示している。年数回の企画展や特別展も開催される。
米国ボストン美術館と姉妹提携する美術館。日本をはじめとする美術品を多岐にわたり所蔵し、「古代世界美術」、「現代美術」、「アジア・オセアニア・アフリカ美術」、「ヨーロッパ美術」、「アメリカ美術」など8つの部門に分類し展示している。また、施設内には岡倉天心の功績を記念して造られた日本庭園も併設。グッズなどを販売するミュージアムショップも充実し、メニュー豊富なカフェでのんびり休憩することも可能。
アールヌーヴォーのガラス工芸や現代ガラスアート作品を収蔵展示する美術館。アールヌーヴォー期の巨匠、エミール・ガレのコレクションでは『ジャンヌ・ダルク文花器』『蜻蛉文脚付杯』などを展示。またアメリカで初めて人間国宝に選ばれたデイル・チフーリの『シャンデリア』や『メイグリーン・マキア』などの常設展示も見応え充分。
創始者、豊田佐吉氏が明治39年に開発した「環状織機」をシンボルとして展示するトヨタグループの博物館。自動車館では、自動車の仕組みや、生産技術などについて学ぶことが可能。オペレーターによる稼動実演、ボタン操作で動く部品のカットモデルや実験装置、生産設備と解説映像など、技術の進歩を、さまざまな角度から知ることができる。レストランやミュージアムショップも併設。











