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姫路城、彦根城、松本城と並ぶ国宝の天守閣で、1573(天文6年)、鵜沼を対岸に木曽川を眼下にする要衝に織田与治郎信康(織田信長の叔父)によって築城された。関ヶ原の合戦後、小笠原和泉守吉次が入城し、現在の近世城郭を築いた。1618(元和4)年、尾張藩主・徳川義直(徳川家康9男)の傅役(もりやく)として成瀬正成が入城して以降は、平成に至るまで成瀬家が代々城主を務めた。平成16年3月に第12代の成瀬正俊氏から「財団法人犬山城白帝文庫」に寄付されて現在では財団の管理となっている。天守最上階の高欄の間からは濃尾平野はもちろん遠く御嶽山まで眺望。財団法人日本城郭協会が選定の「日本100名城」のひとつ。

社伝によれば540(欽明天皇1)年創建という古社で全国に3000ある天王社の総本社。祭神は、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)で疫病、厄難除け、医療、殖産興業などにご利益がある。江戸時代には伊勢参りの帰りには必ず参拝するという習わしがあった。「尾張造」と呼ばれる「本殿」と豊臣秀吉の寄進の楼門は国の重要文化財。ほかの社殿も多くは県の文化財の指定を受けている。7月の第4土曜日の提灯祭を中心とする3ヶ月間に日本三大川祭りのひとつ津島天王祭が行なわれる。

世界に誇る陶磁文化の地、愛知県の陶磁器にかかわる歴史的、産業的な文化遺産を収集、保存する施設。焼き物の里、瀬戸市の丘陵地に建ち、本館では縄文土器から現代陶芸に至るまでの焼き物の歴史や、外国陶磁・現代陶芸作品を常設展示している。展示施設のほかに、常時作陶・絵付けが楽しめる陶芸館を併設し、作陶は実習室の使用料が2時間ごとに240円(中学生以下120円)、材料費、焼成料は別料金(粘土は2kg420円〜、絵付け素材は湯呑み160円、皿580円、焼成料作陶400円、絵付け200円)で可能。また、茶室「陶翠庵」では、瀬戸、美濃、常滑の陶芸作家の作品で、薄茶(菓子付510円)を味わうことができる。その他、レストラン「とうじ」、ミュージアムショップがある。

長久手古戦場近くに建つ車の博物館でトヨタ自動車の創業50周年を記念して建てられた。車輌の展示施設のほか、長久手古戦場を一望するレストラン、ガラス工芸デザイナー、ルネ・ラリックが創作したカーマスコットを展示する展示室、ミュージアムショップ、カフェテリアなどがある。レストランではステーキランチ1500円などが人気。ショップもカーアクセサリー類など内容充実で見逃せない。

瀬戸市は、「陶所(すえと)」が転じて瀬戸となったといわれる、1300年余りの歴史を誇る焼き物の町。「窯垣の小径」は、その昔、洞(ほら)などの窯場へ通う職人が往来し、窯から出された製品が運ばれていた道。現在は、窯道具を使った壁や塀の小径となっている。当時はこの狭い小道が洞の本道で、陶磁器を運ぶ天秤棒を担いだ担ぎ手や荷車が往来したという。登窯での焼成時にほかの釉薬がつかないように製品を囲ったエンゴロ、ツク、エブタなどが、壁や道に規則正しく並べられ、独特の模様がユニークな景観を生み出している。これが「窯垣」で、たくさんのエンゴロ使っているのでエンゴロの道とも呼ばれている。近くには資料館もあり、歴史と文化を紹介している。

瀬戸市街の北側の丘陵地にある1336(建武3)年に創建された臨済宗妙心寺派の古刹。1534年(天文3)に再建された本堂(国の重要文化財)や中国の儒教様式で造られた尾張藩祖・徳川義直( 源敬公)の眠る廟所(国の重要文化財)など見どころも豊富。各所の扉の彫刻は左甚五郎の作と伝えられている。瀬戸焼の板を漆喰で挟みながら積み上げた築地塀も見事。本尊は延命地蔵願王菩薩で学業成就、延命、安産、病気平癒、交通安全などにご利益がある。寺入口の土岐川沿いには名古屋の奥座敷ともいわれる景勝地 で、寺の周辺は広大な自然休養林となっている。新緑や紅葉の名所としても地元では有名。

愛知県陶磁器工業協同組合の運営する施設で組合加盟500社の製品を展示即売している。「国内外に出回っている瀬戸製品のほとんどを集めた」という品揃いの豊富さと市価の2割引きほどで販売というお値打ちさが自慢。夏は風鈴・蚊遣器を多く取り揃えるなど季節毎に紹介する商品も異なっている。

瀬戸の窯元が多く集まる品野地区の製品を中心にせとものを展示即売する施設で品野陶磁器工業協同組合の運営。展示即売施設のほかに常設ギャラリー、初心者でも楽しめる陶芸教室(所要2時間の陶芸コースと所要30分の絵付けコースを用意)、レストランがある。また陶磁器センターを起点に品野地区の窯元をめぐることも可能だ。4月第3土・日曜の『陶祖祭』、9月第2土・日曜の『せともの祭』には賑わいをみせるが普段はそれほどでもないのでじっくり見学ができる。また組合加盟の希望の窯元を紹介してもらうことも可能。

瀬戸市内に唯一現存する古窯(こがま・市指定文化財の登窯)を保存展示し、やきもの文化や観光情報を提供する施設。本館、交流館、古窯館に分かれ、本館では映像などマルチメディア機器を用いてせとものや周辺の観光情報を紹介。交流館は古陶園(ことうえん)を号した染付窯屋である伊藤伊平家の細工場を復元し、染付焼技術を保存継承。古窯館では昭和39年まで現役だった古窯を保存展示している。

創業150余年の歴史を誇る瀬戸の和菓子店。銘菓「瀬戸川饅頭」は皮が特徴で、前日に酒の素、もち米、麹、少しの粉を混ぜて、ひと晩寝かせて発酵させ、頃合いを見計らって汁を絞って粉を入れ、さらに皮へと練り上げる。翌日、自家製こしあんを包み、しばらく寝かせてほどよく膨らんだころをセイロで蒸し上げる。すべて手作業なので、数量限定の逸品だ。購入後、皮が固くなっても蒸せば、再び元の状態に。10個入りで1140円。

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