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ノリタケの森は、ノリタケカンパニー発祥の地に建つ文化施設。クラフトセンターは、食器造りを生地の製造から絵付けまで解説。お皿やマグカップへの絵付け体験もできる。ミュージアムには、歴史的、文化的にも価値が高い、初期のノリタケ製品「オールドノリタケ」を展示公開し、見応え満点。また、陶芸、絵画、彫刻など、有名作家の個展から市民の美術展までを展示するギャラリーもある。レストランやカフェも併設。

江戸時代、吉田藩の城下町(現在の豊橋市)では、武士の副業として筆作りが行なわれていた。豊橋の北部一帯の丘陵地帯で筆の原料となるタヌキ、イタチなどが容易に捕獲でき、また東海道を往来する行商人の手によって全国ブランドとなった。現在でも高級筆の8割は豊橋で生産。姫街道沿いにある工房、筆の里工房嵩山(すせ)では、販売のほか、筆作り体験も実施(太筆600円)。

岡崎城から西へ八丁はなれた、八町村(現在の岡崎市八帖町)で、みその仕込みを始めたが八丁味噌のおこり。『岡崎市史』によれば味噌醸造としては1645(正保2)年創業のカクキューが元祖。この地方では、良質の大豆「矢作大豆」を産出し、花崗岩質の地盤からは良質の天然水が湧き出していた。さらに矢作川の水運で、吉良地方からの塩を入手し、みそ造りの基本となる三拍子が揃っていた。長期保存ができるため、三河武士の兵糧として珍重された。予約で工場の見学ができるほか、直売コーナーもある。

紅葉の名所、香嵐渓にある施設で、山里の手仕事を子孫に伝えようというコンセプトで昭和55年に開館。足助の豪農を再現した屋敷内には、わら細工、機織り、桶(おけ)作り、番傘作り、紙漉き、炭焼き、鍛冶、木地師、竹細工、藍染めなどの手仕事が、昔のままのスタイルで保存継承されている。実演を見学することも、その手仕事を学ぶことも、さらに手仕事の完成品をみやげとして購入することも可能。鍛冶屋さんが作る包丁はみやげに大人気だ。本場の五平餅を味わえる食事処「桧茶屋」も併設。たれに使う味噌も手づくりという五平餅は300円。いのしし肉を使ったしし肉うどん750円。

八丁味噌(豆味噌)は愛知、岐阜、三重の東海3県だけで使われてきた特殊な味噌だ。酒造業を営む太田弥治右ェ門が1337(延元2)年に生み出した自家用味噌がルーツで、その後、研究を重ねた弥治右ェ門は、独自の製法による味を確立する。戦国時代には徳川家康も戦場で活用。たとえば織田信長が今川義元を急襲したことで知られる桶狭間の合戦では、徳川軍は「戦陣にぎり」と称して八丁味噌が兵食として使われている。その後、矢作川の水運を利用し江戸へと運ばれ、全国的なブランドとなった。料亭の味としても欠かせない八丁味噌のルーツである「まるや八丁味噌」は、工場見学も可能。

1864(元治元)年創業の蔵元、関谷醸造の酒蔵。奥三河の湧水を使って旨い酒を醸している。原料の米と温度管理にこだわり、伝統の技に、新しい技術を加え、労力のかかる部分を積極的に合理化。細やかな目配りしながら、機械化された近代的な酒蔵だ。営業時間内の見学は自由で、ガイドや試飲を希望するの場合は1週間前までに申し込みが必要。また、火入れ(加熱殺菌)される前の生原酒を購入することもできる。

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