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豊川に残る渡し舟で、愛知県では唯一現存する渡船。豊橋創造大学近くの牛川町と大村町を結ぶ市営の渡船で、渡船料は無料。平安時代から続くといわれる歴史ある渡し船で、明治末に下川村営に、さらに昭和7年から市営の渡船として運航されている。渡船場に設置された舟呼び板を叩くと、船頭さんが舟を出してくれる仕組み。川幅80m、水深は満潮で3mという豊川を竹竿1本で巧みに舟を操り対岸へと運んでくれる。所要は5分ほど。豊川にはかつて23ヶ所の渡しがあったが現存するのはここだけ。自転車、ミニバイクは乗船可能だがバイクは不可。

師崎(もろざき)というと伊良湖、鳥羽へのフェリーや日間加島、篠島への連絡船の出航する師崎港が有名だが、そのすぐ北の片名地区に師崎漁港がある。半田方面から国道247号を南下すると気付かないうちに通り過ぎてしまうこともあるが、それはコンクリートの防潮堤に囲まれているから。名古屋周辺で近海物の魚といえばこの師崎漁港を抜きには語ることができないほど。ここを基地とする漁船はなんと550隻! 午後3時頃には続々と漁船が戻ってくる。小型船(3t)では今も漁師による一本釣りが行なわれている。活気あふれる漁港風景をぜひ見学したい。見学にあたっては、漁業関係者の迷惑にならないように注意を。魚市場では朝市も開催している。

長野県と三河を結ぶ塩の道・中馬街道。その大いなる難所が稲武と足助の間に立ちはだかる伊勢神峠越えだ。現在の国道153号は昭和35年に開通した新伊勢神トンネルを抜けるが、その足助側の入口にある「伊勢神ドライブイン」脇の旧道に入ると、明治30年に完成した旧伊勢神トンネル(伊世賀美隧道)を抜けて、稲武側で国道に合流することができる。

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