城山公園内にあり、上総に進出した里見氏の小田原北条氏に対する軍事拠点となった場所。山頂に建つ現在の天守閣は、昭和53年に再建されたもの。築城の折、3日に一度雨が降ったことから、「雨城」の別名もある。二の丸跡には「君津市立久留里(くるり)城址資料館」も建つ。資料館では、土・日曜の10:30〜15:30の間、甲冑の試着も可能。子供用の甲冑も用意されている。公園一帯は、健康保養の森に選定され遊歩道も整備されている。
木更津と川崎を結ぶ全長15kmの東京湾アクアライン。開通後は東京湾をぐるりとまわるより、およそ70kmのショートカットが可能となった。そして海上に浮かぶ海ほたるは、アミューズメント施設に、レストラン、売店などで房総の名産品が楽しめるほか、展望デッキから望む360度の大パノラマが絶景。海に囲まれた爽快な眺めは、今やはとバスのツアーに組み込まれるほどの人気。単なるパーキングエリアでない魅力がいっぱいだ。
東京湾アクアラインの木更津側玄関口、木更津金田インター近くにあるのが、アクアわくわく市場。54軒の店舗が入った市場で、地元・木更津、富津(ふっつ)の名産品や、関東各地の旬の野菜や果物、魚介類、花にいたるまで、房総半島の特産品が何でも手に入る。また飲食店や軽食から寿司割烹まで、食事にもこと欠かないから、ドライブ途中の立ち寄りに絶好だ。ただし日没とともに店じまいするので、冬場はご注意を。
水着着用ゾーンに20種、男女別大浴場に各40種の湯船があり、温泉三昧を堪能できるスパリゾートだ。湯船からは東京湾の風景や、遠く富士山も望むという展望も素晴らしい。フェイシャルをはじめ、エステティックメニューも充実。また和・洋・中華の食事処に豊富なメニューが揃うから、エステやマッサージと好みの食事を楽しみつつ、一日のんびり過ごしたい。泉質はナトリウム-塩化物・強塩温泉。
東京湾の入口、富津(ふっつ)岬のほぼ中央に整備された公園。大池を中心に、キャンプ場、遊戯広場、テニスコート、屋外音楽堂、展望台などがあり、夏は海水浴客でにぎわう。なかでも人気は、県営のジャンボプール。大小いくつものプールがあり、造波や流れるプールなどは家族連れに大好評だ。また岬の干潟では潮干狩りも楽しめ、近くの湿地帯にはマガモやカルガモが飛来、海浜植物の群落も見られる。
東京湾に向かって、鶴のくちばしのように突き出した約5kmの砂洲。南房総国定公園の一部で、わずか10km先の対岸に、三浦半島の観音崎を見渡せる。その観音崎と同様、幕末には岬突端に砲台(台場)が築かれ、第2次世界大戦後まで東京湾防衛の要塞となっていた。現在突端には、五葉松をかたどった高さ30mの展望台が立つ。展望台からは、海上に浮かぶ海堡(かいほ)と、浦賀水道を行き交う船、対岸の三浦半島が一望のもとだ。
東京湾・浦賀水道を見下ろす大坪山(標高120m)山頂に建つ、巨大な観音像。昭和36年、東京・木場の木材商・宇佐美氏が、戦没者慰霊のために私費を投じて建てたもので、高さは56m。観音像胎内の見学が可能で、内部には20階、314段もの階段が続く。腕、肩、頭部に、それぞれ展望台が設けられており、展望台から見下ろす東京湾、三浦半島の眺めは素晴らしい。晴れた日なら、富士山までもが一望のもとだ。
東京湾上や三浦半島側から眺めると、その名の通り、のこぎりが横たわったように見えるアルペン的な山並みが、鋸山(のこぎりやま)。標高329mの凝灰岩の山で、山頂部には石切場の跡がある。この鋸山の山麓・浜金谷駅と山頂を結んでいるのが、鋸山ロープウェー。乗車直後から、浜金谷の町がみるみるうちに遠ざかっていき、楽しい空中散歩が楽しめる。終点の鋸山山頂駅から徒歩5分で、日本寺西口管理所。15分間隔に運転し、所要時間3分18秒。
浦賀水道を見下ろす、標高329mの鋸山(のこぎりやま)。慈覚大師、弘法大師などの名僧が修行に訪れたという、山全体が霊域となった場所で、その大半が日本寺の境内。山頂には房州石を切り出した石切場跡があり、削られた断崖はスリル満点の展望台となっている。その鋸山の入口、日本寺西口管理所から徒歩5分にあるのが、十州一覧展望台。十州を視野に入れるという雄大な眺めで、東京湾と浜金谷市街を一望。浅間神社もある。
凝灰岩からなる鋸山(標高329m)の大半が、その霊域となっている日本寺。一歩山に踏み入れば、各所に石仏が点在し、いかにも霊山の趣だ。その山頂の一角、金谷下山口(北口管理所)にあるのが、百尺観音。昭和41年に6年の歳月を費やして完成した巨大な磨崖仏で、高さ100尺(約30m)というのが、その名の由来。太平洋戦争の戦没者や交通戦争の犠牲者の供養のために彫られたもの。房州石の石切場跡に彫られた神秘的な磨崖仏だ。





