房総の自然や歴史に関する博物館で、県立青葉の森公園の一角にある。本館展示室と野外の生態園に分かれており、本館の常設展示は、「房総の自然誌」、「房総の歴史」、「自然と人間のかかわり」という3つの展示コーナーに分かれている。展示室ではジオラマ、復元模型などで、房総の自然をわかりやすく解説。間近で見るナウマンゾウの骨格模型や、クジラの骨格標本などの迫力は圧巻だ。特別展や企画展も催され、見逃せない。「体験学習室」では、シカ、ウサギ、イタチなどの剥製、シカやイルカの骨、アンモナイトの化石、木の切り株などを実際に触って学習する展示室。電子顕微鏡を操作することも可能だ。また、野外博物館の生態園には、池や林などを配し、野鳥観察舎も設けられ、バードウォッチングを楽しむこともできる。
千葉市の歴史や民俗、天文に関する資料を展示する博物館。建物は城をモチーフにしたもので、千葉城(猪鼻城)の土塁跡が残る亥鼻公園(いのはなこうえん)内に建てられている。1〜3階が展示室になり、歴史年表やパネル、民俗資料などが展示されている。4階にはプラネタリウムも併設され、家族連れに好評だ。プラネタリウムの観覧料は入館料に含まれているので、プラネタリウムだけを目当てに来ても格安で楽しめる。5階は展望室になり、市内を一望することもできる。
TEPCO地球館は、千葉ポートスクエアにあり、様々な観点から地球を科学する展示館。地球の自然、環境、エネルギーについてマルチ画面や映像で楽しくわかりやすく解説する。「エナジーエクスプローラー」は、原子や分子の世界を3Dメガネをかけて迫力の映像で楽しむ施設。実験や工作のコーナー、コンピュータゲーム感覚で楽しめるコーナーなど遊びながら楽しく学べる仕組み。エントランスでもある「メリーゴーランド広場」にはメリーゴーランドが設置され、家族連れに人気となっている。
●2008年7月に閉館
かつては、漁業の町だった浦安の歴史、民俗を紹介する郷土博物館。浦安の海の生物を水槽に展示し、ジオラマや映像を交えて解説。野外展示館「浦安のまち」は、漁師の家や海苔製造所、茅葺きの長屋などが移築され、昭和初期から20年代後半の漁師町・浦安を再現している。また、海苔採り用の木造船「ベカ舟」も展示され、実際に漕ぐこともできる。予約で貝むきなどの体験も可能だ。館内のカフェレストラン「すてんぱれ」では名物のあさりめしが味わえる。あさりめしセット1050円、あさり丼セット790円で土・日曜には売り切れになることもある。
松戸市戸定(とじょう)歴史館は、徳川慶喜の実弟で、水戸藩最後の藩主、徳川昭武の別邸「戸定邸」に隣接する歴史館。戸定邸は、徳川家の住まいが公開されているのは全国でもここだけで、「ちば遺産100選」にも選定されている。歴史館では、江戸時代から明治維新に至る激動の時代に、若くして隠居した昭武の生涯をわかりやすく解説している。戸定邸の調度品や徳川家伝来の写真など、ゆかりの品を常設展のほか、企画展などで公開。周囲は、戸定が丘歴史公園として整備されている。戸定が丘歴史公園は、「日本の歴史公園100選」に選定。
我孫子(あびこ)駅南東・手賀沼河畔にあり、鳥の博物館としては、日本で初めてオープンしたミュージアム。水生植物や淡水魚、水鳥などが棲息、冬は渡り鳥の居留地でもある手賀沼周辺に棲息する野鳥の生態を中心に、沼の自然環境などを紹介。四季折々の姿を表現したジオラマ展示もあり、興味深い。隣接して、手賀沼親水広場や、水に関するミュージアム「水の館」もある。
野田を象徴する国内最大の醤油ブランド、「キッコーマン」の工場内にある博物館。「キッコーマン」の前身は、大正6年設立の「野田醤油株式会社」。茂木家、高梨家一族が合同で設立したこの会社は、のちに2度の社名変更を経て、現在も業界最大手に君臨する。館内では、映像やパネル展示で、醤油造りのいろはがわかるほか、1日6回の工場見学も実施(要予約)。見学には醤油のおみやげも付く。併設の売店では、オリジナル品も販売。
戦国時代に醤油造りが始まった野田。江戸食文化の浸透と江戸川水運の発達で関西の下り醤油を圧倒、1864(元治1)年、幕府によって「最上醤油」の称号を与えられると、関東の濃口醤油は全盛を迎える。大正6年、現在のキッコーマンへとつながる「野田醤油株式会社」が設立。江戸川の河畔には、現在も宮内庁に醤油を納める「御用蔵」がある。昭和14年築の蔵は、内部の見学は不可だが、国産原料を使い伝統製法で醤油の醸造が行なわれている。
野田市駅北西にあり、醤油造りの資料を多数展示する、醤油の資料館。建物は、醤油醸造家・茂木佐平次(もぎさへいじ)の旧宅を譲り受け、敷地内に建てられたもの。実際に使用されていた醸造道具をはじめ、江戸時代に醤油醸造の様子を描いた『醤油醸造絵馬』など、野田の醤油造りの歴史がよくわかる。ほかに、東深井古墳群の出土品なども展示。
佐倉城址公園内にあり、約13万平方キロメートルの広大な敷地に建つ、国内唯一の国立歴史博物館。収蔵品は国宝、重要文化財を含めて約7万点、その規模は東洋一ともいわれる。常設展示は、1階で原始、古代から近世までを各時代ごとに順を追って紹介。地下1階では、復元模型や実物展示などで、日本の民俗を紹介している。研究と資料収集にあたる大学機能ももっている。





