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餡をカステラで巻いた愛媛のタルトは愛媛県を代表する銘菓。六時屋は「時計の針の六時のようにまっすぐな商い」が信条の店。タルトは、すべてすだれを用いた職人の手巻きで、食品添加物も一切使っていない。長崎探題を命ぜられていた松山藩主・松平定行が味わったタルトの味を松山に持ち帰ったのがタルトのルーツ。当時の南蛮タルトはジャム入りで、餡入りは定行の考案という。タルトは小1本630円で、松山駅、松山空港でも販売。

江戸時代に長門屋がそうめんに色を付けることを考案。赤色は紅花から、黄色はクチナシ、濃紺は高菜、緑はクチナシと高菜のミックスで色を出したところ、将軍吉宗や朝廷に絶賛され、一躍伊予の名物となった。その歴史と伝統を受け継ぐのが五色そうめん森川。多くの文人に愛され、松山・道後温泉のみやげといえば真っ先に挙がるのが五色そうめんというほど。正岡子規も「文月のものよ五色の絲そうめん」の句を残している。手延五色そうめんは270円から。購入はいよてつ高島屋(駅デパート)や市内のおもなみやげ店で。

面河川と久万川が合流し仁淀川となるほとり、石鎚国定公園の景勝地・面河渓の玄関口に位置する道の駅。国道33号沿いにあり冬は四国最大の美川スキー場が近くにあるためスキー客でも賑わいをみせる。農産活性センターを兼ねた道の駅は物産販売とレストランが充実。物産販売コーナーでは特産の手のべ素麺、手のべうどん、美川茶、味噌、醤油を販売。レストランでは手のべ素麺、手のべうどん、きじ鍋、牛鍋などが味わえる。7月から11月の日曜9:00〜15:00には新鮮な野菜などが販売される美川ふるさと市も開催される。

「しずむ夕日が立ちどまる町」がキャッチフレーズの伊予市双海町の伊予灘沿いに整備された公園。海岸を走る国道385号には「夕やけこやけライン」という愛称も付けられている。人工海浜の海水浴場のほか、夕日をテーマにした「夕日のミュージアム」、風のふれあい広場、波のイベント広場、特産品センター、レストランなどが造られた「道の駅ふたみ」ともなっている。「夕日の観覧席」と呼ばれる階段式の護岸は、「日本の夕陽百選」に選ばれた夕日を眺める一等地となっている。

砥部町総合公園に隣接する和風建築の落ち着いた雰囲気の温泉施設。小高い丘の上に建つので湯船からの眺めもいい。男女別の大浴場には超音波風呂、気泡風呂、打たせ湯、水風呂、サウナが設備されている。ナトリウム・炭酸水素塩-塩化物泉で、神経痛、筋肉痛、痔疾、冷え性、疲労回復に効く。肌がすべすべになる美人の湯として人気が高い。

90を超える砥部焼の窯元があるという窯業の町・砥部にある陶芸体験施設。粘土からろくろや手びねりで砥部焼を作ったり、用意された素焼きに絵付けをしたりして、自分だけの砥部焼作りが楽しめる。手軽な絵付けコースは湯呑みや皿など約100種の素焼きから好きなものを選び、呉須(ごす)で自由に絵を描くもの。完成した砥部焼は3〜4週間後に送られてくる(送料は実費)。ろくろなどの成形からチャレンジする場合は、4週間後に絵付けが必要。ろくろ体験・手びねり体験は、事前に予約を。

砥部焼のふるさと・砥部町の観光ポイントをつなぐ散策路で、地元の陶工たちが絵付けしたさまざまな陶板が敷きつめられているほか、案内板も砥部焼製。案内板に従って砥部焼伝統産業会館から坂道を上ると砥部町陶芸創作館のある陶祖ヶ丘。陶祖ヶ丘は、砥部焼の始祖である杉野丈助の碑が立つ丘で、碑の後ろには江戸時代に大阪の屋台で使われていた「くらわんか茶碗」の破片など、砥部焼の変遷に従って古い陶片を埋め込んだ陶壁もあり、砥部焼の歴史を学ぶことができる。

明治15年に梅野正五郎が開いた歴史ある窯元で、見学も可能。事務所で許可を受けると、ろくろなどを使った成形から本焼までの作業現場を見学できる。敷地の奥には、明治20年に造られた砥部で最大の九連室の大登り窯(現在は使われていない)もあり、斜面を利用して階段状に造られた窯の内部をのぞくこともできる。直売所も併設されているので希望の作品があれば窯元価格で購入もできる。

江戸中期に始まった砥部焼は白地に青い呉須(ごす)絵を描いた独特の焼物。砥部焼伝統産業会館は砥部焼の歴史を紹介し、江戸時代末期の銘品など各時代の代表的な作品や地元窯元の手づくりの秀作など1500点を系統的に展示する施設。エントランスには、ろくろ作りでは日本最大の高さ2.3mの大壺が置かれている。

高畠華宵(たかばたけかしょう)は愛媛県宇和島市に生まれ、大正から昭和初期に挿絵画家として活躍した叙情画家。当時はその叙情性や華麗な画風で竹久夢二と人気を二分したほどだ。大正ロマンそのものをテーマに、華宵が描いた日本画や下絵、スケッチ、さらには印刷作品、写真、書簡、遺品類などをさまざまなテーマに分けて展示している。額裝品4500円、ポストカード100円などのミュージアムグッズを販売するショップや大正ロマン溢れる「カフェカショー」も併設。

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