餡をカステラで巻いた愛媛のタルトは愛媛県を代表する銘菓。六時屋は「時計の針の六時のようにまっすぐな商い」が信条の店。タルトは、すべてすだれを用いた職人の手巻きで、食品添加物も一切使っていない。長崎探題を命ぜられていた松山藩主・松平定行が味わったタルトの味を松山に持ち帰ったのがタルトのルーツ。当時の南蛮タルトはジャム入りで、餡入りは定行の考案という。タルトは小1本630円で、松山駅、松山空港でも販売。
江戸時代に長門屋がそうめんに色を付けることを考案。赤色は紅花から、黄色はクチナシ、濃紺は高菜、緑はクチナシと高菜のミックスで色を出したところ、将軍吉宗や朝廷に絶賛され、一躍伊予の名物となった。その歴史と伝統を受け継ぐのが五色そうめん森川。多くの文人に愛され、松山・道後温泉のみやげといえば真っ先に挙がるのが五色そうめんというほど。正岡子規も「文月のものよ五色の絲そうめん」の句を残している。手延五色そうめんは270円から。購入はいよてつ高島屋(駅デパート)や市内のおもなみやげ店で。
江戸時代中期創業という松山の老舗和菓子屋。城下町松山を代表する銘菓、薄墨羊羹は、西法寺の薄墨桜にちなんで名付けられた羊羹。羊羹に練り込まれた白い豆が乱れ散る花びらを表現している。近代的な機械を使いながらも伝統的な製法で作られる薄墨羊羹は1本大棹1365円、小棹630円。
伊予鉄の道後温泉駅と椿の湯、道後温泉本館という2ヶ所の外湯を結ぶ250mの商店街。まさに道後温泉のメインストリートといえる場所だ。アーケードにもなっているので雨の日でも濡れることなく散歩ができる。みやげ店、飲食店など66店舗が営業し、子規が好物だったという手焼き煎餅の店「玉泉堂本舗」、坊ちゃん団子で知られる「白鷺堂」、蒸しまんじゅうの「一泉堂」などの名店が並んでいる。漱石がやって来た明治時代は旅館街だった場所で、『坊ちゃん』に登場する宿屋もこの界隈にあったと想像されている。
創業は大正3年創業という老舗で、坊ちゃん団子は道後温泉の名物的な存在。餅を小豆、黄身、抹茶の餡で包んだ三色団子で防腐剤や添加物は一切不使用。完全な手作りでしかもほかには卸していない。試食だけでもOKで、試食の際にもお茶がサービスされる。購入したものをその場で味わうことも可能で、その場合には冷やしたものが出される。1本80円。ほかに白鷺羊羹、白鷺落雁、タルトなども販売。
今治の産業の総合的な振興を図るために開設された地場産業のPR施設で、今治地域地場産業振興センターの1階にある。地場産業の代表格であるタオルと縫製品に関しては地元メーカーの直売が行なわれている。また桜井漆器、今治銘菓、みそ、しょうゆ、清酒、漬物など今治の特産品のほとんどが展示販売されている。手織り織機の実演など繊維産業の紹介コーナーもある。
今治港の新名所として注目を集める施設。今治港湾ビル1階にあり、タオルや菓子類、珍味、地酒、漆器など今治地方の特産物を地元メーカーが直販。全国6割の生産量を誇るタオルは、今治物産協会加盟19社の品を3割引〜6割引という特価で販売。また、瀬戸内海航路の港でもあるため、今治はもちろん、しまなみ海道の観光スポットやバス、船などの案内も実施。
JA西条の農産物直売所がときめき水都市(すいといち)。平成3年にJA西条会館(本所)前駐車場で、JA西条婦人部による「青空100円市」を開設したのが始まりで、平成7年からは店舗(本店)としてスタート。現在では8店舗を数えるまでとなった。西条市役所近くにある本店はなまこ壁を取り入れた和風の建物で、野菜はもちろん惣菜、漬物、切花、鉢物など豊富な品揃え。しかもJA直販価格なのでお買得だ。
宇和海でとれる小魚を骨ごとすり鉢ですりつぶしてから、塩を加えて粘りを出し、油で揚げたのが、じゃこ天。田中蒲鉾本店のものは、新鮮なハランボを使い、木の型で1枚1枚手押しした、昔ながらの風味豊かな品で、じゃこ天では最高級の逸品。同じく宇和海でとれたエソを主原料にした蒲鉾など、どれも魚本来の味を大切にしたものばかり。駅では松山駅のキヨスクでも販売している。じゃこ天は5枚入り630円、10枚入り1260円。
伝統的な和傘を手作りしている傘職人泉さんの作業場。内子の竹(骨組み)、五十崎町や高知県産の手漉き和紙(傘の部分)、えごま油(和紙の上に塗り防水性を高める)、わらび澱粉(のり)、柿渋(のりを練り合わせる時に使用)、木(柄の部分)、うるし(骨の上に塗る)などの材料を用い昔ながらの手作りで和傘を製造販売している。女性用の雨傘、軽くて持ちやすい蛇の目で1万円(色は赤、青、緑、紫の4種)。女性用の日傘で5000円から。



