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オホーツクの新名所は、濤沸湖畔の『北浜白鳥公園』


網走市に近い北浜駅寄り、濤沸(トーフツ)湖岸にお住まいの日下部正幸さん(56歳)は、わかさぎ漁を主にしている2代目漁師。小学校5年生の時、家の前に来ていた数羽のオオハクチョウに茶がらなどの餌を与えたのが始まりで、ずっと45年間家族で白鳥の餌付けを続けている。【プチたび屈斜路湖支局・大沼良司のレポート】


12月22日現在、『北浜白鳥公園』には100羽の白鳥が集結


話は日下部さんが小学5年生の時というから、45年も前のこと。当初、白鳥たちは、秋の南下と春の北上途中の羽休めに濤沸湖に立ち寄るだけだったが、その間、日下部正幸さんは、毎日熱心に給餌を続けた。その甲斐あって、湖のなかで真冬でも凍結しない部分に、数十羽が越冬するようになった。そこで毎日餌を与えたところ、当然の事ながら、今度は与える餌に困る日がやってきた。

ボス
餌をもらいにやってくる『ボス』


日下部正幸さんとその家族の45年にわたる努力が実を結び、今では、網走市が『北浜白鳥公園』として濤沸湖畔の一角を整備し、立派な観察台も設置された。流氷観光とともに冬のオホーツク観光の名物として、1日に観光バスが何台も立ち寄るまでになった。日下部さん宅も、観光客にパンを細かく刻んで販売できるようにと自宅の一部を改造。名産のわかさぎの佃煮やら、近くの農家で生産された豆なども売っていてこちらも大好評だ。もちろんこれも観光客からの要望があってのことで、商売は度外視という日下部さんの温かい気持ちが充分に感じられる。

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