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「北浜白鳥公園」は冬のオホーツク観光の名所に

ボス
餌をもらいにやってくる『ボス』


日下部正幸さんとその家族の45年にわたる努力が実を結び、今では、網走市が『北浜白鳥公園』として濤沸湖畔の一角を整備し、立派な観察台も設置された。流氷観光とともに冬のオホーツク観光の名物として、1日に観光バスが何台も立ち寄るまでになった。日下部さん宅も、観光客にパンを細かく刻んで販売できるようにと自宅の一部を改造。名産のわかさぎの佃煮やら、近くの農家で生産された豆なども売っていてこちらも大好評だ。もちろんこれも観光客からの要望があってのことで、商売は度外視という日下部さんの温かい気持ちが充分に感じられる。

濤沸湖で越冬する白鳥はよく屈斜路湖にも遊びに行くそうで、車で1時間以上もかかるのに白鳥にとっては、片道たったの15分の「お散歩」とか。確かに屈斜路湖の白鳥を連日数えると数十羽の違いがあるが これは濤沸湖からやってくる白鳥の数のせいだったというのだ。11月半ばには約2000羽近くが、濤沸湖中央(釧網本線原生花園駅の沖合)に飛来し、しばらくの間、滞在。12月22日(取材日)現在、「北浜白鳥公園」には、100羽のオオハクチョウとマガモ、オナガガモ、ホオジロ、カワアイサ、オオセグロカモメ、ユリカモメなどの合計500羽の水鳥たちが観光客の訪れを待っている。


日下部さんの自宅の前にいつも陣取っている1羽のオオハクチョウがいる。名前は『ボス』。実は、左肩の羽根が折れてうまく飛べないのだ。昨年の冬からいて、春もシベリアへ帰れず、暑い夏を濤沸湖で過ごしたそうだ。冬の網走を訪れたらまずは、この『ボス』に会いに濤沸湖に行くのも悪くない。【プチたび屈斜路湖支局・大沼良司、2006年12月22日取材】



自宅を改造した売店
自宅を改造した売店では餌のパンやワカサギ佃煮を販売

43/56/51.4,144/21/24.8


車利用の場合は、女満別空港からだと感動の道経由で北浜駅を目ざすのが景色がいい。分かりやすいのは網走市街から国道244号を知床・斜里方面に走り、北浜駅先で左折し、道道767号に入りすぐ。
305 417 654


電車利用の場合は、釧網本線北浜駅から徒歩10分。北浜駅は『オホーツクにいちばん近い駅』がキャッチフレーズで、駅舎を利用した喫茶『停車場』で休憩を。駅横にはオホーツク海を眺望する展望台もある。映画『網走番外地』(高倉健主演)のロケ地でもある。


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