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『ワイルドモンスター号』で樹氷原を目指せ


樹氷で名高い蔵王の宮城県側、宮城蔵王スキー場「すみかわスノーパーク」では、3月下旬まで、雪上車による『樹氷鑑賞ツアー』を実施している。雪上車の名前は『ワイルドモンスター号』といい、定員32名、定員22名などの4台のモンスター号を使って蔵王山の樹氷原まで到達し、樹氷を鑑賞しようというワイルドなもくろみ。「雪上車には樹氷観賞用の特注キャビンを搭載していますし、現地の樹氷原では雪上車を降りて散策も可能です」という。

モンスター
1月も下旬になるとモンスターと呼ばれるくらいに樹氷も発達


蔵王山の宮城県側、蔵王エコーライン沿いに位置する「すみかわスノーパーク」。標高1100m地点のゲレンデハウスが冒険の出発点だ。「雪上車に乗らなければかなり厳しい行程ですね」と担当者が話すように、ゲレンデを出発した雪上車は、スキー客を運ぶリフトを横目にゲレンデ脇をぐんぐんと登ってゆく。少し離れたところを夏ならば蔵王エコーラインが開通しているが、賽の磧(さいのかわら)、駒草平、不帰の滝といったアルペンムード満点の場所と同じ標高を通り抜けさらに雲上を目ざす。夏ならコマクサ咲く火山礫の原も今は雪原となっていて感動的だ。

蔵王ハイライン
蔵王ハイライン途中の最終地点付近の眺め


雪上車は暖房も完備され、外気が、マイナス10度でも快適に蔵王の雄大な雪景色を鑑賞できる。ぐんぐんと高度を稼ぎ標高1745mの杉ヶ峰が眼前に聳える標高1600mあたりから待望の樹氷原となる。標高1700mの蔵王ハイライン第2カーブまで上がれば飯豊・朝日連峰など山形側の山並みがヒマラヤのようにそびえ立っている。樹氷ができるのは蔵王山頂のアオモリトドマツに限られるのだが蔵王に何度も訪れているスキーヤーの話では「季節風が直接当たる山形側より、宮城側の方が天候が安定している。その意味でも宮城蔵王の樹氷探検はオススメできる」という。

寿の湯
遠刈田温泉の共同湯『寿の湯』


伝統こけしの産地としても名高い遠刈田温泉は、関ヶ原の合戦が行なわれた1600年頃、金の採掘中に発見されたと伝わる古湯。その遠刈田温泉には『寿の湯』、『神の湯』、『孝の湯』の3ヶ所の共同湯が現存する。『プチたび』が共同湯をオススメするのは、源泉であること、そして無駄な設備がなく地元の人向けのためにエコノミーなことを大切と考えるから。『寿の湯』も敷地内に源泉を有して、ピュアな温泉が湯船に並々と注がれている。

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