
巨大な羅漢像が並ぶ異色スポット
あさ開から5分ほど歩いたところにある『らかん公園』は、不思議なスポットだ。何気なく歩いていると単なる児童公園のような雰囲気なので通り過ごしてしまいそうになるが、敷地の回りに配された石仏を見てびっくり。公園を取り囲むように高さ1〜2mの巨大な羅漢像が並んでいるのだ。大慈寺町にある祇陀寺(ぎだじ)の末寺・宗龍寺(そうりゅうじ)が、かつてあった場所で、十六羅漢像計16体と五智如来像5体の計21体がある。まさに知られざる石仏群といった感じだ。
盛岡藩では、元禄、宝暦、天明、天保の4大飢饉で多数の餓死者が出たが、祇陀寺14世の天然和尚が死者の供養のため浄財を集め、幕末の1849(嘉永2)年に完成したもの。 寺は明治に廃寺となり、明治17年の盛岡の大火で堂宇を焼失し、藩御用の石工の見事な彫りの石仏だけが往時を伝えている。天明の飢饉当時、盛岡藩の人口は35万人。この飢饉で餓死者は4万を超えたというからその惨状が偲ばれる。宝暦5年の低温被害がもたらした飢饉でも同様に4万以上の餓死者が出ていることから、自然の変化に大きな影響を受けた江戸時代の庶民の労苦がよくわかる。
ドライブの場合は、東北自動車道盛岡ICを利用。車は盛岡城跡公園(岩手公園)地下駐車場(93台、30分150円)などに入れ、徒歩か岩手県交通バス盛岡城下町循環線の利用を。カーナビの場合は以下のマップコードを入れれば盛岡城跡公園(岩手公園)地下駐車場まで誘導。
81 708 743*55
列車旅行の場合は、東北新幹線盛岡駅から岩手県交通バス盛岡城下町線・あさ開行きで16分、終点下車、徒歩5分。














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