
八方尾根・黒菱平への林道から白馬三山を眺望
和田野の森美術館のある和田野から、黒菱展望道路という1.5車線幅の林道(舗装道路だがカーブ連続、対向車注意)を登りつめると、黒菱第3リフトのかかる黒菱平。上の写真は、黒菱平に登りつめる最後のヘアピンカーブからの眺め。通称、北服尾根と呼ばれる尾根上のポイントで、ここを知る人は少ない。スキーやトレッキングで知られる八方尾根だが、一般的には、麓の八方からゴンドラリフト“アダム”に乗り込むのが“王道”。この黒菱展望道路は、いわば“裏道”にあたるルートで、地元の人の利用が多い道だ。

白馬大雪渓を源にする松川の河畔から白馬三山を眺望
白馬岳を源とする松川は、姫川と名前を変えて日本海に注ぎ出るが、白馬東急ホテル近くにある松川河川公園は、白馬三山をのんびりと眺めるには絶好のポイント。松川の源流部には、日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある。つまり、松川の水は、真夏でも雪解けの水というわけだ。さすがは、アルプスの村、白馬村。ぜひとも河川公園では、冷たく、清冽な松川の水に触れてみよう。30秒も手を入れればかじかんでしまうほどの驚く冷たさだ。ファミリーなら、夏の水遊びの地としても最高にいいロケーション。ドライブ途中のリフレッシュポイントとして、覚えておきたい場所だ。

「日本道路百選」から眺める白馬三山の絶景
どんぐり村にある倉下地区と、八方地区を結ぶ白馬大橋は、松川にかかる美しい橋だ。「日本道路百選」にも選ばれたこの橋の上からは、白馬三山が最高に美しい。白馬岳の地名の由来となった代馬(しろうま=代かき馬、転じて白馬となった)など雪形の解説板も、橋上には設置されている。どんぐり村のペンションや、八方地区のホテル、旅館から、散歩がてらにやってくる人も多い。とくにモーニングウォークには絶好の場所として人気がある。代馬の雪形は、写真右端の白馬岳の右肩に6月頃に現れ、夏にはその姿はなくなってしまうので梅雨時がチャンス。

八方尾根自然研究路で到達する雲上の絶景
白馬村でもっともにぎやかな八方から、八方アルペンラインを乗り継いで到着する第1ケルン。さらに八方尾根自然研究路で1時間30分ほどの雲上のトレッキングを楽しめば、八方池に到着する。日本アルプスのなかでも、これほどまでのアルペン的な風景を手軽に得られるポイントは、なかなかない。お手軽とはいえ、“アルプス”だ。足まわりをしっかりとし、雨具持参で歩くことは絶対条件だ。天候の急変にも充分注意を。車はマップコードに従い八方山麓の駐車場へ。

ジグソーパズルにもなったカメラマンに人気の吊り橋
国道406号を白馬駅前から白沢峠方面へと車を走らせる。姫川を渡る手前で左に折れると、写真家や画家が押し寄せる人気ナンバーワンのポイント、大出の吊り橋。ここからの景色は、ジグソーパズルにもなっているぐらいだから、その人気ぶりは想像がつく。快晴が約束されたような日には、日の出前からプロ、アマを問わず、カメラマンの三脚が並ぶ。それほど“絵になる”ということだろう。

長野から白馬へ向かう途中の知る人ぞ知る絶景
長野・鬼無里方面から国道406号で白馬村を目ざすと、最後に越える小さな峠が白沢峠だ。曲がりくねった山道を走り、トンネルを抜けると、突然正面に北アルプス! という感動的なシーンが得られるのが、この白沢峠。逆にいえば、白馬村からのアプローチでは、振り返ることになるだけで、「おおーっ」というこみあげるようなこの感動は得られない。白沢峠から眺望できるのは、後立山連峰の五龍岳、唐松岳あたり。アルプスは西側にあるので、午前中の方が山並みがクッキリしている点に留意を。どうしてもという場合には、東京や名古屋、関西なら日の出を目指して深夜に家を出るプランとなる。カーナビにマップコードを入れて、あとは深夜のドライブを楽しみたい。

エコーランドの絶景ホテルから雪形をチェック
エコーランドの田んぼに映った白馬三山。中央の山が白馬岳だが、右のなだらかな乗鞍岳への鞍部の部分に、代馬の雪形がクッキリと浮き出ている。雪が解けて山肌の黒い部分が、ちょうど馬の形(右側が頭)をしている。昔の人は、この代馬(苗代の季節に登場する馬=代かき馬の意)の出現に合わせて、苗を田んぼに植えたのだ。暖冬の年であっても、厳寒を経た春であってもこうした智恵で自然に対峙していた。アルプスの山並みを借景に建つ、スイス風のホテルが「シャレーホテルハイジ・ホフ」。白馬ジャンプ競技場も目の前という絶好のロケーションに建つホテルで、アルプス展望ドライブの基地に最適の宿となっている。常連から「絶景ホテル」と呼ばれる眺望をぜひ味わってもらいたい。ネット特割の宿泊プランも用意されている。シャレーホテルハイジ・ホフに関しては、こちらを参照。


