
軽井沢のシンボルとなっている教会
堀辰雄の『木の十字架』にも登場し、外国人宣教師の避暑地として発展した軽井沢のシンボル的存在となっている教会。軽井沢としては比較的に歴史は新しく、昭和10年、イギリス人牧師ウォワードが設立したカトリック教会だ。設計は巨匠アントニン・レイモンドで、「美の教会」「愛の神殿」などと形容され、アメリカの建築学会賞を受賞している。外壁はコンクリートの打ち放し、傾斜の強い三角屋根といった独特の美しいデザインだ。見学は信者の迷惑にならぬよう、くれぐれも留意を。見学は無料。見学は7:00〜日没(礼拝、挙式中は見学不可)。
『木の十字架』には旧軽井沢銀座(メインストリート)の裏道に当たるWater Wheel Road(水車の道)も登場するが、教会前を通る水車の道は、教会見学後にぜひ歩いてみたい道だ。ちなみに地元旧軽井沢の人は「軽井沢銀座なんて陳腐な呼び方はしません。あくまでもメインストリートです。ネットでの紹介もメインストリートで」とのこと。旧軽井沢銀座というのはあくまで通称というわけだ。メインストリートというのは軽井沢宿本通りの英訳。町営旧軽井沢駐車場から徒歩5分。
「町の裏側の、水車のある道に沿ふて、その聖パウロ教会は立つてゐる。小さな落葉松林を背負ひながら、夕日なんぞに赫いてゐる木の十字架が、町の方からその水車の道へはいりかけると、すぐ、五六軒の、ごみごみした、薄汚ない民家の間から見えてくるのも、いかにも村の教会らしく、その感じもいいのである。」(堀辰雄『木の十字架』)
■関連記事:
・軽井沢聖パウロカトリック教会














コメントする