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NHK大河ドラマ『天地人』ゆかりの地を旅する


現在はすべて上越市となっているが、このあたりは古代から国府が置かれた港町・直江津(直江の津=湊、つまり直江家の起こりともいわれる)、上杉家の拠点・春日山、そして江戸時代に城下町として栄えた高田と、大きく3つのエリアに分かれている。このなかで上杉謙信や景勝が居城したのが、春日山城だ。

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本丸跡から日本海方面を望む


春日山城の成立は定かではないが、14世紀頃、越後の守護代・長尾氏(後の上杉氏)が戦時のために築いたとされ、“越後の虎”と織田信長にも恐れられた上杉謙信の時代に、拡大整備。標高は180mとそれほど高くはないが、恵まれた地形を生かし、山全体に空堀や土塁、曲輪を張り巡らせた堅牢な要害となった。

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春日山城の裏門を移築した惣門


春日山山麓から車で数分の距離にあるのが、春日山林泉寺。上杉謙信の祖父・長尾能景が建立した長尾家の菩提寺で、謙信が7歳から14歳まで修行を積んだ寺。苔むした惣門は春日山城の裏門を移築したもので、往時唯一の遺構だ。境内では謙信の信念である「第一義」を掲げた山門(楼門)、本堂や謙信の墓などが見られる。

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妙高ゆきエビのパスタ


春日山エリアから関川河口へ向かうと、港をかかえる直江津エリアに着く。奈良時代から国分寺(五智国分寺)が置かれ、かつてはここ直江津が、越後国における文化経済の中心だった。周辺には「御館(おたて)跡」(上杉景勝と景虎が家督争いを行なった「御館の乱」の際、景虎が立てこもった場所)や、古い寺町が点在し往時をしのばせる。そんな直江津での食事は、和食ではなく、地元の食材をふんだんに使ったイタリアン「ラ・ペントラッチャ」で。

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復元された高田城の三重櫓


徳川家康の六男・松平忠輝が入城して以来、歴代藩主の居城となったのが、高田城。1610(慶長15)年の越後入封時、忠輝は当初、豊臣秀吉の重臣・堀秀治が築城し、直江津港にも近い福島城に居を構えた。しかしここに4年ほど居城したのちの1614(慶長19)年、新たに内陸部の菩提ヶ原に高田城を築城。この時、新城普請の総指揮をとったのが、松平忠輝の舅・伊達政宗だった。その際、すでに米沢へ大減封となっていた上杉景勝をはじめ13の諸侯が、この普請に強制参加させられている。

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妙高の山々と頸城平野の雪景色

高田周辺で宿をお探しなら、市街から離れるが、ネイチャーリングホテル「米本陣」はいかがだろうか。部屋からは頸城平野と妙高連山が一望のもとで、自噴する鉱泉につかることができる「空中風呂」や、地元三和地区のコシヒカリや海の幸、山の幸を供する夕食も楽しみだ。

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