畳平にあり、1階が乗鞍自然展示館、2階が松本電鉄と濃飛バスのターミナル、3階がレストランになっている。2階のターミナルに併設して売店や、軽食コーナーがあり、団子や五平餅で軽く腹ごしらえをすることも。1階の乗鞍自然展示館は、周辺の高山植物などについての展示があり、無料で見学ができる。レストラン「コスモス」では、えび重・かつ重各1300円、乗鞍みそラーメン800円といった手軽な品から、飛騨牛朴葉ステーキ2000円といった、ちょっと豪華なメニューまで揃えている。有料トイレは100円で。
畳平と平湯峠を結ぶ乗鞍スカイラインは、日本一の高所を走る有料道路。畳平からの1kmほどは、桔梗ヶ原のお花畑とハイマツ帯を走り抜け、雲上ドライブで奥飛騨温泉郷へと下っていく。車窓には、槍・穂高連峰のアルペン的な山容を眺める快適なドライブルートだ。平成15年5月から自然環境保護のためにマイカーの通行禁止となったので、シャトルバスを利用してパノラマを満喫。車利用の場合は丹生川村飛騨ほおのき平スキー場駐車場または、平湯温泉アカンダナ駐車場から代替バスに乗り換える。開通は5月15日〜10月25日頃。
岐阜市内の長良川には昭和初期まで12の渡しがあったというが、現存するのは岐阜市一日市場と鏡島を結ぶ小紅(おべに)の渡しのみ。一日市場から岐阜町の商家へ花嫁が嫁ぐとき、川面に顔を映し、紅、白粉をおとし、在所の未練を断ち切って、小さく紅だけをつけたのがその名の由来。舟は昔ながらの和船で、岸付近では竹棹、水深が深い中心部は船外機と櫓で進む。実は県道文殊茶屋新田線の一部で渡し船も県の運航。
大正9年に地理学者で『日本風景論』の著者として知られる志賀重昴(しがしげたか)によって命名された恵那峡。大井ダムの上流12kmにわたる木曽側が生み出した峡谷で、両岸には獅子岩、金床岩(かなどこいわ)、屏風岩、蛙岩、犬戻など数々の奇岩や怪石がそびえ立っている。上流部で際立っている品の字岩は天然石が縦に三つ積まれた形が「品」の字に見えることからそう呼ばれている。恵那峡遊覧船は「恵那峡遊覧ジェット船」で巡る30分コースと恵那峡屋形船「紅傘」による1時間コースが用意されている。恵那峡屋形船「紅傘」は遊覧のほか、食事付きプラン(要予約)もある。
新穂高温泉と穂高連峰の西穂高中腹を結ぶ山岳ロープウェイ。標高1117mの新穂高温泉駅と標高1305mの鍋平高原駅を結ぶ第1ロープウェイ(所要時間5分)、標高1308mのしらかば平駅と標高2156mの西穂高口駅を結ぶ第2ロープウェイ(所要時間7分)に分かれていて、第2ロープウェイは日本初の2階建て。西穂高口駅4階のレストラン「マウントビュー」では北アルプスを眺めながら涌き水で煎れたコーヒーを味わうことができる。しらかば平駅は「中部の駅百選」のひとつでもある。
チャート層と砂岩層でできた木曽川の奇岩怪石が織りなす景観で、昭和6年に国の名勝に指定されている。『日本風景論』の著者で地理学者・志賀重昂(しがしげたか)は、大正3年5月、加茂郡教育会の講師に招かれた折、加茂から犬山までの木曽川下りを楽しんだ。その際に、ヨーロッパのライン河に似ているとして「日本ライン」と命名した。昭和2年7月6日、大阪毎日新聞の「日本八景」に河川の部第1位に選定され、一躍有名になった。美濃太田の大田橋から愛知県犬山市の犬山橋下まで木曽川観光が「日本ライン下り」の船を運航。新規
平成11年3月に路線廃止となった名鉄美濃町線美濃・新関間に伴い、明治44年2月11日の美濃電気軌道開業時に上有知駅(4月1日に美濃町駅に改称)として建てられたという歴史ある駅舎を保存したもの。駅舎内には、ホームと線路を残し、美濃町線にゆかりのある貴重な「モ512号」「モ601号」「モ593号」の路面電車3両を展示保存。路線の大半が国道156号線・国道248号線の併用軌道だったために路面電車的な車輌が使われていた。往時には岐阜の繁華街徹明町と、うだつの上がる町として繁栄した美濃市を結ぶ貴重な交通手段だった。
麓の岐阜公園と金華山の山頂を結ぶロープウェイ。眼下には金華山山腹の原生林と長良川、濃尾平野の大パノラマが展開する。山頂駅から岐阜城までは徒歩で8分ほどだ。ロープウエーが夜間運転される「岐阜城パノラマ夜景」は、ゴールデンウィーク、夏休み、秋に行なわれる。また初日の出を眺める運転も人気が高い。ゴンドラは昭和30年4月の開業時から数えて5代目のもの。戦前にはケーブルカーの敷設が計画されていたが実現せず、昭和30年に初めてロープウェーが山頂とを結んだ。金華山麓駅は「中部の駅百選」に選定されている。

