北海道の美術作品をはじめ、エコール・ド・パリの作品、アール・ヌーヴォーから現代までの国内外のガラス工芸など、約3300点を収蔵。「これくしょん・ぎゃらりい」では、年5回、テーマごとの展示を展開している。また、国内外の美術を幅広く紹介する特別展も年6回ほど開催。館内には、ミュージアムショップやレストラン「ぼーざーる」もある。
明治期から現在に至るまで、北海道ゆかりの文学者の足跡を幅広く紹介する文学館。国木田独歩(くにきだどっぽ)、有島武郎(ありしまたけお)、原田康子、渡辺淳一などの小説家から、詩人、俳人、歌人まで、そのプロフィールと作品を、直筆原稿、初版本などの展示を通じて知ることができる。常設展では、作家とその作品が時代ごとに紹介され、北海道文学の流れが一目でわかるようになっている。
札幌で生まれ育ったサッポロビールの歴史を伝える博物館。建物は、明治23年築のレンガ造り。見学コースでは、仕込み釜や貯蔵タンクなど、ビールの製造工程の説明を受けながら見学可能だ。またビール博物館では、昔使用していたビール瓶やラベルの展示などで、サッポロビールとビールの歴史について知ることができる。見学後、テイスティング・ラウンジでできたての生ビールやジュースなどを堪能したら、売店でオリジナルグッズをみやげに。試飲は有料(ビール各種200円、ソフトドリンク類100円)。上手なビールの注ぎ方などを教えてもらえるので、開拓使とビールの関係などを学びつつ有意義な時間を過ごすことができる。同じ敷地内にあるサッポロビール園でジンギスカンを食べられる。
白樺派を代表する作家で、当地ゆかりの人、有島武郎(ありしまたけお)の記念館。東京生まれの有島は、札幌農学校予科に編入、明治34年には、実業家の父とともに初めて狩太(現ニセコ町)にある有島家所有の農場を訪れている。自殺の前年には、小作人にこの農場を無償解放した。展示は「有島農場と文学」、「有島兄弟と周辺の人々」など、4つのテーマに分かれており、有島文学とその人となりに触れることができる。
昭和26年建築の旧小樽倉庫4〜6番庫を利用。福井産の瓦の上に、120kgもの銀瓦製のしゃちほこがのっている。5〜6番庫の展示内容は、小樽港の歴史や、ニシン漁や貿易で栄えた時代を解説する商業史が中心。現在の商社にあたる海陸物産商や、高級舶来雑貨店などの店先も再現され、往時の繁栄が垣間見られる。また、4番庫を利用した第2展示室では、縄文後期の生活を再現したジオラマや手宮洞窟を模したタイムトンネルも見られる。
運河沿いにあり、2つのドーム型展望室が印象的。1階と地下1階では、道内8ヶ所のガラス工房の作品や、エミール・ガレなどのガラス製品を展示、即売。地下1階のガラス工房では、ガラス職人によるバーナーワーク作業なども見学できる。2階には軽食コーナーのほか、アクセサリー売り場がある。また制作体験スタジオもあり(要予約)、吹きガラス(10〜15分)タンブラー1800円、ガラス押し花(40分)1400円からなどが体験可能。
堺町通りのはずれにある木骨レンガ造りの建物。明治45年、米穀商・共生が本社社屋として建てたもので、外壁は赤レンガと自然石が積まれ、内部は総ケヤキ造り。高さ9mもの吹き抜けがある1階の大ホールが、オルゴールショップになっている。2階には回廊があり、19世紀のドイツ製で時価2000万円という、アプライト型のオルゴールなどを展示している。オルゴールは小さいもので1050円から。
俳優であり歌手であった永遠のスター、石原裕次郎の記念館。1階では『黒部の太陽』など、思い出の名画シーンのセットを再現したものや、ヒットナンバーの映像が見られる。2階では愛用のマリングッズ、愛車のベンツ300SLなどを展示。成城にある自宅のリビングルームも再現されている。また写真館では、裕次郎のパネル写真と一緒に記念撮影ができるとあって、ファンなら感激もひとしお。
明治44年築造の旧金森船具店を、平成元年にリニューアルした美術館。現在はクリスタルガラスの最高峰、バカラ社の作品を展示、販売している。展示品は、パリにあるバカラ・ミュージアムの所蔵品のなかから、厳選した復刻品を中心に、貴重なガラス工芸品を展示。復刻といえども、「フランス最優秀職人」の称号をもつ技術者が、製造から検品まで腕をふるった逸品ばかりだ。またグラスなどの販売もある。
オランダのヒップス・エン・ゾーネン造船所が、江戸幕府の依頼を受けて建造した軍艦が開陽丸。当時日本で最強の軍艦だったが、戊辰(ぼしん)戦争のとき、江差(えさし)沖で暴風雨のため座礁沈没。その後、日本初の海底遺跡に指定された。平成2年には青少年研修施設としてオープン。甲板展示、船内展示、船体展示の3つのゾーンに分かれ、海底から発掘された大砲11門などの遺物を、数千点展示している。










