浅野川右岸の、卯辰山一帯に広がる、緑にあふれた金沢市民の憩いの公園。花木園では、12品種7955本のツツジが階段式に植栽されており、春の開花期は見事。夏は200種20万本の花菖浦、1600株のアジサイが見頃を迎え、秋は紅葉が色鮮やかに山を染める。山頂の「望湖台」からは、白山連峰や金沢市内を一望でき、天気のいい日には日本海まで眺望。
国の重要文化財に指定された座主(ざす)家の当主である座主正盛さんは、重度の神経痛に悩まされていたが、ある夜枕元に月光観音が現れ、「あなたの裏山の水を飲めば治る。治ったら他の人にも勧めてください」とお告げがあった。お告げのとおり水を飲み続けたところ、10年来の重い神経痛が全快し、その水は「万病に効く霊水」として脚光を浴びた。現在は、藤瀬霊水公園として整備され、水は自由に汲むことができる。駐車代(公園管理費)として300円が必要。
14haの敷地に国指定史跡「散田金谷古墳」を含む、6世紀後半に築造された6基の円墳がある公園。一帯には芝生が植栽されているほか、4月には36種約1000本の桜が開花する。6つの古墳は遊歩道でめぐることができる。公園の入口に志乎(しお)・桜の里温泉古墳の湯もある。
能登半島で最も美しい海岸線ともいわれるのが珠洲市の木ノ浦海岸。木ノ浦岬とシャク崎に挟まれた木ノ浦海岸を中心にした海域一帯は、水生植物も多く木ノ浦海中公園として能登半島国定公園の特別保護地区に指定されている。能登半島で海中公園に指定されるのは木ノ浦と内浦の2ヶ所。透明度の高い海水とホンダワラを主体にミル、コナウミウチワなどの海藻が茂り、そのなかをメバル、スズメダイ、ソラスズメダイなどが泳ぐ。南方系の魚も泳ぐのは対馬海流が暖流だから。海藻や魚、ムツサンゴ、ウミウシなどを観察するにはシュノーケリング、スキューバダイビングが最適。周辺は木ノ浦健民休暇村としてキャンプ場や公園、展望台などが整備されている。
水戸偕楽園、岡山後楽園と並び、日本三名園.に数えられる兼六園。江戸時代の代表的な林泉回遊式の庭園で、名勝ともなっている。霞ヶ池の畔にある徽軫(ことじ)灯籠は、兼六園のシンボルともなった灯籠で、絵葉書や観光パンフレットでよく見かける風景のため一番の記念撮影スポット。そこから時計回りに池を回れば唐崎松。園内でもっとも枝ぶりのいい松で、13代藩主斉泰が琵琶湖畔唐崎から種を取り寄せて実生から育てた松。園に隣接の成巽閣は同じ13代藩主斉泰が母・真龍院のために造営した奥方御殿で国の重要文化財。

