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八幡平アスピーテラインの八幡平山頂を起点とした遊歩道。標高1614mの八幡平山頂や八幡沼、ガマ沼などを周遊する所要1時間のハイキングが楽しめる。池の周囲が湿原となり、夏にはニッコウキスゲやワタスゲ咲く八幡沼の明るい雰囲気とアオモリトドマツ茂る山頂周辺の森の森閑とした雰囲気の対比が「興味深い。八幡平から秋田駒ヶ岳にかけてのアオモリトドマツの群落は貴重な自然遺産。巨大な黒紫色の松ぼっくりにも注目を。

岩手山は標高2038mでの成層火山で、岩手県内一の高い山。山体の半分は富士山のような美しい稜線を見せ、残りの半分は噴火によってできた複雑な複合火山となっている。その姿から「南部片富士」ともよばれている。今もなお活動を続ける火山のため登山にあたっては注意が必要。火山活動による入山規制中だが、2003年は7月13日から10月13日まで岩手山東側の4ルートに入山規制の緩和を実施。関係市町村に問い合わせを。

御在所園地は、八幡平アスピーテラインの標高1000mに位置する湿原地帯。赤沼(五色沼)は酸化鉄を多く含み、少し赤みを帯びた沼の色がさまざまに変化し、清冽な水が絶えず湧きだすため冬でも凍らない不凍沼。周辺は高山植物の宝庫で、春から夏、秋にかけてワタスゲやニッコウキスゲ、エゾヤマリンドウなどの花が咲き乱れる。赤沼と御在所沼をめぐる一周1時間30分の遊歩道が整備されている。

八幡平黒谷地湿原は、八幡平の火山活動により川がせき止められた広大な湿原。八幡平アスピーテライン黒谷地バス停から北に広がる。黒谷地湿原は、高山植物が豊富な天然のお花畑で、春はミズバショウ、夏にはニッコウキスゲ、チングルマ、コバイケイソウなどが咲き乱れる。周辺はアオモリトドマツの樹海で、鬱蒼と茂った森の中に湿原は位置している。木道も整備されているので足を汚さずに探勝できる。秋には周囲のダケカンバやナナカマドが色づき紅葉の名所としても知られる。

八幡平八幡沼は標高1560m、長径570m、最大幅190m、深さ22.4mで、八幡平湖沼群の中でもっとも大きく、もっとも深い沼。八幡沼は天候により沼の色が変化することでも知られ、周囲には、湿原を経て沼を一周できる木道が設置されている。また八幡平頂上駐車場から八幡沼を経て源太森へと続くハイキングコースも整備されている。一帯はアオモリトドマツ(オオシラビソ)の原生林で、八幡平ほど見事な樹海を形成する場所は珍しい。

活火山といわれる八幡平だが、実は有史以来、噴火の記録は残っていない。それでも八幡平山頂の火口湖には、よく観察すると火口壁などが残され、八幡平が火山であることを示している。山頂部で比較的大きなガマ沼は、3つの爆裂火口が複合してできた火口湖。コバルトブルーの湖水が美しい沼。沼にはガマならぬサンショウウオが生息している。

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