指宿市街地と指宿市開聞(旧開聞町)を結ぶ国道226号沿いに建つ芋焼酎の工場。工場内では、伝統的な醸造法のほか、コンピューターによって集中管理された最新鋭の生産ライン、原料の選別から瓶詰めに至るまでの全工程を見学することができる。試飲場では開聞岳を眺めながら焼酎の試飲ができるほか、販売コーナーでは焼酎はもちろん、山川漬けの試食や販売も実施。指宿市山川地区(旧山川町)徳光産のサツマイモを原料に、仕込み水、割水はすべて天然水を使用というこだわりの本格焼酎を味わってみよう。
地熱の里として有名な指宿市山川地区(旧山川町)にある地熱発電所(正式名は九州電力山川発電所)。発電能力は3万KWで、指宿市と周辺市町村の消費電力をまかなっている。地熱発電は、マグマの熱で高温になっている地下水を蒸気井(じょうきせい)で取り出し、この蒸気の力でタービンを回して発電するもの。発電所は見学も可能で、展示室やシアターで地熱発電の仕組みを学ぶことができる。
指宿市にある火口湖、鰻池のほとりのひなびた湯治場が鰻温泉。かつては西郷隆盛が湯治していたこともある歴史ある温泉は、このエリアには珍しい硫黄泉。宝暦年間(1750年頃)に山川の僧が発見したという温泉は昔から皮膚病に効果があると評判だ。区営うなぎ温泉はその名の通り区営(財産区の区営)の共同浴場。木造の建物にこぢんまりした浴槽というレトロなムードが溢れている。
標高924mの開聞岳の東側に位置する温泉保養施設。水着、キャップ着用で入浴するクアハウスで、温泉プールのほか全身湯、気泡湯、ミストサウナ、打たせ湯、寝湯などが揃っている。隣接して全天候型ゲートボール場、テニスコートも整備されていて、スポーツの後の汗を流にもいい。泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で切り傷、火傷、慢性皮膚病などに効果がある。
開聞岳の東麓に広がる、825haという広さを誇る自然公園。広大な園内には500種類、10万本の熱帯・亜熱帯植物が茂り、まさに日本一の亜熱帯植物園となっている。在来種で県の天然記念物に指定されているトカラ馬(かつてはトカラ列島宝島で飼育されていたが絶滅の危機にある)約50頭が放し飼いにされ(放牧時間8:00〜15:00)、おとなしい馬なので撫でることもできる。園内の展望所からは東シナ海はもちろん、佐多岬、池田湖をも眺望できる。敷地内にはいぶすきゴルフクラブ開聞コースもある。
標高922mの開聞岳の北麓に位置する公園で、その地形を生かしてグラススキー場、9ホールのパターゴルフ場、ゴーカート、アスレチック、観光農園などのレジャー施設が造られている。開聞岳の登山口にもなっていてキャンプ場は登山者にも人気を呼んでいる。
九州最大の湖・池田湖からの浸透水が1日10万tも湧き出し、「水の郷百選」に選ばれている指宿市開聞(旧開聞町)。その指宿市開聞にある唐船峡は回転式そうめん流し発祥の地。昭和37年、湧水を利用し、竹樋で作ったそうめん流しがスタート。昭和45年に円卓式回転そうめん流し器の意匠登録、今では年間30万人もの観光客が訪れる場所となった。「市営そうめん流し」では年間13度という冷涼な水温を保つ湧水と名物となった円卓式回転そうめん流し器、小豆島のそうめんを使ったそうめん流しが楽しめる。
平成11年に頴娃町(えいちょう)に誕生した公営の立ち寄り湯。ガラス張りで明るい大浴場には遠赤サウナ、ミストサウナ、寝湯、打たせ湯があり、リフレッシュできる。さらに家族風呂には岩風呂、桧風呂、身障者用家族湯を用意している。泉質は塩化物泉で神経痛、慢性消化器疾患、疲労回復、切り傷、火傷、慢性皮膚病などに効能がある。プール、トレーニングルーム、リラックスルーム、休憩コーナー、レストラン、地元の特産品が並ぶ売店もあって1日のんびりすることができる。
頴娃町(えいちょう)にある日本澱粉工業の漬物工場で、工場見学ができるばかりでなく、漬物の歴史コーナー、全国の漬物の紹介コーナーで漬物に関する知識を仕入れ、さらに鹿児島特産の山川漬け、つぼ漬けを購入することができる。山川漬けは、開聞岳の火山灰土壌で育った大根をいったん干し、さらに海水に漬けて干し上げ、焼酎瓶に漬けたもの。地元で「唐漬け」と呼ばれるもので文字通り唐伝来の漬物。みやげ用の山川漬けは250g400円から。
江戸時代、測量に立ち寄った伊能忠敬をして「蓋し天下の絶景」といわしめ、三国名勝図絵にも「南の海上には、屋久・種子・硫黄・黒島等の諸島波際に星羅」と記された絶景の地。御崎から眺めると海上に開聞岳がまさに富士のように浮かぶ。溶岩流でできた小さな岬一帯は自然公園となっていて波静かな日なら磯遊びも楽しめる。公園近くには周辺の磯でとれる伊勢えびなどを味わう磯料理店もある。この風光明媚で眺めのいい岬に薩摩藩の番所があったのが地名の由来。











