海上自衛隊鹿屋航空基地内にある海軍航空に関する歴史資料館。「零式艦上戦闘機52型」の復元機の展示など旧日本海軍創設期から第2次大戦までのさまざまな資料を展示している。第二次世界大戦の末期、「特攻隊」として体当たり攻撃に飛び立ったのも鹿屋航空基地の前身である鹿屋基地。特攻作戦コーナーでは特攻隊として国に命を捧げた隊員たちの遺書、遺品なども展示されている。案内カウンターではさまざまな質問に答えてくれるが、館員はすべて現職の自衛官。
鹿屋航空基地史料館に隣接して建つ大規模な物産センター。鹿屋市にとどまらず、大隅半島全体の特産品を販売するほか、大隅地方の観光案内などを行なっている。特産品コーナーには、鹿屋名産の落花生、明治時代に考案されたという伝統のピーナツ菓子・白雲糖、紫芋のカリントウ、佐多町産の薩摩黒豚、地元産のアッサム系茶葉を使って作られる紅茶など大隅半島らしいさまざまな商品が販売されており、立ち寄る価値は十分にある。
日本最初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられた鹿児島宇宙空間観測所に隣接する吹き抜け5階建ての施設。日本の宇宙開発の歴史などが紹介されているほか、1950年代半ばから1960年代の初めにかけて打ち上げられたペンシルロケット、ベビーロケット、気象用ロケットとして使われるMT-135型ロケットや人工衛星の模型などが展示されている。
大隈半島の南部に連なる稲尾岳(959m)、木場岳(891m)一帯の国有林(1400ha)は、西日本最大の照葉樹林の森。スタジイ、タブノキ、イスノキ、アカガシが太古のままに茂り、自然環境保全地域として保護されている。登山道(木場岳登山コース、稲尾岳登山コース)、遊歩道(滝巡りコース、西口コース、北口コース)、マウンテンバイクコースが整備され、自然に親しむことができる。稲尾岳の西中腹には稲尾岳ビジターセンターがあり照葉樹の森の営みや生態系、さらには照葉樹林文化を紹介している。鹿児島県照葉樹の森管理事務所はTEL080-6417-6518。
南大隅町(旧根占町)にある町営の温泉入浴施設。地下1200mから湧き出し、美人湯といわれる塩化ナトリウム強塩泉が源泉露天風呂や大浴場などに注がれている。大浴場には、イベント湯、打たせ湯、低周波風呂、歩行湯、サウナ、家族風呂、身体障害者風呂など多様な風呂が用意されている。この立ち寄り湯は肌がスベスベになるなど「温泉が効く」ことにも定評があり、神経痛、筋肉痛、慢性皮膚炎などに効能がある。
大隅半島の先端、佐多岬海中公園の東端に位置する海水浴場。汀線は200mと規模はさほど大きくないが、透明度の高い海はシュノーケリングも楽しい。海の家はないがトイレ、更衣室、シャワーがある。海水浴場の外れにある桟橋からは水中展望船さたでい号も出航する。
佐多岬の東に位置する枇榔島周辺の海域は、昭和45年に「佐多岬海中公園」として日本で最初に海中公園に指定された場所。黒潮の影響で水温も高く、サンゴや海藻類の群落、色とりどりの熱帯魚などが観察できる。田尻海岸から出航する半潜水型の水中展望船「さたでい号」に乗れば、佐多岬灯台の立つ大輪島、枇榔島を経由する35分の海中探勝が楽しめる。客席が海面下にあり、椅子に座って横の窓から海中を観察する仕組みなので船底に窓がある透視船に比べて船酔いする人も少ないとか。
大隈半島屈指のレジャー基地となっている志布志市志布志町のダグリ岬公園にある海水浴場。白砂青松の海岸には、亜熱帯植物が生い茂りトロピカルムードも満点。砂浜は砂粒が細かく、裸足で歩いても心地いい。志布志湾に浮かぶ枇榔島を眺めながら泳ぐというロケーションも自慢で、遠来の海水浴客も多い。トイレ、シャワー、更衣室の設備がある。近くには国民宿舎や遊園地もある。
大隅半島の中心部、大崎町を走る国道220号沿いにある道の駅。広域交流活性化センター「あすぱる大崎」に併設されている。国道の南側には白砂青松百選に選ばれたくにの松原(360ha)が広がっている。道の駅独自の施設は物産館だけだが、食事は「あすぱる大崎」のレストラン「あすぱる」、日帰り入浴なら「あすぱる大崎松韻乃湯」を利用可能。一帯は「大崎ふれあいの里公園」となっており、芝生広場や遊戯施設などがある。
志布志湾沿いに10kmも続く白砂青松の海岸線で日南海岸国定公園に指定されている。松林の幅は狭いところで10m、広いところでは100mもあり、茂るクロマツは数十万本あると推定されている。大崎町の海岸には、毎年アカウミガメが産卵のために上陸。7月下旬〜9月にウミガメの赤ちゃんの放流も行なわれている。松原の中心地を救仁(くに)と呼んでいたことがその名の由来。松林のなかには、くにの松原キャンプ場が整備されている。








