横須賀ドブ板通りにある。スカジャンとは「ヨコスカジャンパー」の略語。そのルーツが昭和22年創業のプリンス商会だ。昭和54年頃ジーンズにジャンパーが大流行、スカジャンも一世を風靡した。すべてオリジナルのデザインという店主いわく、「うちではエンブロイドジャンパーと呼んでいます」。ドブ板らしい刺繍入りジャンパーを英訳しているわけだ。手縫いの丁寧な刺繍が施されたジャンパーは全部で45種あり、バラが2万800円。
明治から大正末期にかけて活躍した小説家、徳富蘆花(ろか)。18歳でキリスト教に入信し、封建社会の問題や自然観を独自の視点で著した人物だ。蘆花は、明治30年から4年ほど当地に滞在。明治社会の封建的な家族制度を描いた彼の代表作『不如帰(ほととぎす)』は、記念公園のふもとにあった田越川沿いの旅館「柳家」で執筆された。園内に建つ郷土資料館は、徳川家16代の家達が大正6年にこれを購入し、昭和19年まで別邸として使用したもの。数寄屋造りの館内には、蘆花の愛用品や書、逗子の民俗資料を展示している。
逗子海岸の北、標高93mの披露山(ひろうやま)山頂にある公園。山頂にある展望台からは、江の島や房総半島、富士山、伊豆半島、箱根連山までも指呼のうち。海を赤く染める日没の景色は、いっそう美しい。植物保護区にも指定されている園内には動物園やレストハウスなどもあり、家族連れにも人気。また駐車場脇には、護憲運動を起こした政治家、尾崎行雄の記念碑も立つ。ここから海岸までは徒歩15分のハイキングコースもある。
小坪漁港の南、相模湾に突き出した岬が大崎。岬の高台に位置し眺望は抜群だが、国道からは見えにくいため、穴場の展望地。アプローチは「日本のビバリーヒルズ」披露山(ひろうやま)庭園住宅の車道。住宅街の一角を抜け徒歩5分ほどで展望地だ。眼下には逗子マリーナ、快晴時は大島までも見渡せる。公園入口のクリストバル前から山道を浪子不動へと下ると、沖の岩礁に徳富蘆花(ろか)の小説『不如帰(ほととぎす)』の碑も立つ。
小坪漁港の北に位置し、周辺にはヤシの並木が続き、まるで南欧のリゾートのような風景が広がる逗子マリーナ。豪華ヨットやクルーザーが停泊するハーバー、テニスクラブ、レストラン、アメリカンポップ調の版画を展示する鈴木英人氏の美術館などがあり、外来利用できる施設もあるのでぜひ立ち寄りたい。2名以上の予約で、クルーザーを利用したショートクルージングも楽しめる。30分で3000円と比較的手軽に湘南の夏が満喫できる。
油壺の半島南端にある海洋レジャーランド。みものは、1000人収容という大海洋劇場「ファンタジアム」でのイルカ、アシカのショー。ドラマ仕立てのショーは、子供から大人まで楽しめる。また水族館「魚の国」には、直径25m、世界最大規模のドーナツ型大水槽があり、サメ、ブリ、タイなど約3000尾もの魚たちが回遊する。海洋深層水利用の「海洋深層水館D.S.Wonder」では、深海に棲む生物を観察できる。またカルフォルニアアシカの親子がほほえましい、アシカ島などにも注目だ。展望レストランなども併設。
城ヶ島の南側に広がるテラス状の岩礁地帯にある海食洞。島内を一周する全長4kmのハイキングコースもあるが、ショートカットするなら、県立城ヶ島公園前の駐車場利用が便利。まずはここを起点に徒歩5分の赤羽根海岸へ。海岸沿いのウミウ展望台からは、ウミウなどの海鳥が観察できる。さらに赤羽根崎方向へ10分ほど歩くと、ぽっかりと穴の開いた奇岩、馬の背洞門。めぐりの洞門という別名をもつ奇岩は、今も浸食が進んでいる。
三浦半島南端に位置する城ヶ島は、三崎(みさき)市街と城ヶ島大橋で結ばれている。城ヶ島バス停を起点に島を一周する全長4kmのハイキングコースも設定され、発達した海食崖、美しい岩礁を眺めるシーサイドハイクが楽しめる。その城ヶ島の西の高台に立つのが、城ヶ島灯台。フランス人技師ヴェルニーの設計で、竣工は明治3年。現在の灯台は昭和2年に再建されたもので、高さは11.5m。内部の見学はできないが、眺めはいい。
三浦半島の南端、相模湾に突き出した剱崎(つるぎざき)。岩礁が連なる岬の高台には、剱埼灯台が立つ。灯台は明治4年が初点灯で、英国人技師・ブライトンの設計。現在の灯台は大正15年築のもので、内部は見学できないが、標高41mの高台にあるので、房総半島の眺めはいい。また灯台脇から歩道を下れば、美しい岩礁地帯。周辺の磯だまりでは、海の生物も観察できる。
葉山港に隣接する葉山マリーナ。300ものヨットが係留するハーバーは、日本のヨット発祥の地でもある。原則として会員制だが、マリーナ内のカフェやレストラン、マリングッズのショップなどは、外来利用も可能。ショップでは、オリジナルのトレーナーやパーカー類が人気だ。また2名以上で予約すれば、大型クルーザーで江の島と祐次郎灯台をめぐるショートクルージングも楽しめる。一角には湘南ビーチFMのスタジオも。






