文殊堂として親しまれる智恩寺の門前に立つ甘味処で参道に並ぶ「四軒茶屋」のなかの1軒。その歴史は嘉歴年間(1326〜1329年)までさかのぼるという文殊名物の「智恵の餅」(250円)を販売する1690(元禄3)年創業の老舗。その場で味わうこともできる。これは文殊さまの利益にあやかり、餡がたっぷりのった親指大の小さな餅を食べたら知恵を授かるといわれている。
宇治市観光センターに隣接して建つ、市営の茶室。数寄屋造りの建物には、気軽な椅子席である立礼席と、本格的な設備を整えた広間の茶室があり、日本庭園を眺めながら宇治茶が味わえる。お点前は市内のお茶の先生とそのお弟子さんらが交替で担当しており、宇治茶本来の香り高い味を引き出してくれる。お茶はその日により抹茶と煎茶の場合があり、いずれも季節の和菓子付き。予約は不要だが、茶席券は隣の観光センターで購入のこと。
先斗町(ぽんとちょう)通にあり、シングルモルトから焼酎、泡盛まで、約500種にもおよぶ種類豊富なお酒とフレッシュフルーツのカクテルが自慢のバー。5月〜9月なら鴨川に川床もオープン。鴨川のせせらぎを聞きながら、さまざまなお酒が味わえる。チャージ1000円、川床1100円。
明治3年創業の老舗料亭旅館「鮒鶴」を改装しレストランに再生したもの。お洒落な結婚式場としても注目されている。建物は、大正12年築で設計者は、柴田四郎、施工は宮大工の上田森三郎。和風と洋風がみごとなバランスをみせるレストランの料理は、インターナショナルキュイジーヌ。九条ネギなど、京野菜も盛り込みながら、メキシコ風からイタリアンまで、国籍にこだわらない独創的なメニューが揃っている。夏には鴨川に面したデッキで洋風な川床が楽しめる。
1階は豆腐を販売する「京乃雪本舗」で、2階が豆腐料理店の「豆腐茶屋」。丹波大鶴大豆を使用し、湯豆腐に使う豆腐は煮崩れない固さに調整するなど、こだわりの豆腐が好評。「いうちのお豆腐どすえ」1050円は、豆乳入りの鍋で湯葉や生麩を味わったあとに、鍋に残った豆乳ににがりを加え、その場で豆腐にして味わえるというアイデアメニューだ。湯豆腐懐石は3150円。デザートは、豆腐のアイスクリーム「とうふりーむ」だ。京都産のオオツル大豆を使用し、イタリアのジェラート製法で手作りしたもの。
貴船にある料理旅館。5月〜9月下旬の川床料理、春の新芽・山菜料理、冬はぼたん鍋が名物。川床で味わう京会席は7600円から(7・8月は1万円から)で別に席料300円(お盆は500円)が必要。夏休みは満席状態だが、9月の平日ならのんびりと川床を満喫できる。冬季限定のぼたん鍋は7200円から。オフシーズンなら京会席のミニコース「もみじ御膳」4000円も用意されている。

