1784(天明4)年創業の信州・小布施(おぶせ)の老舗。北海道産の大豆を脱皮して使った、甘口の吟醸みそと、信州産の大豆、そして塩はもちろん自然塩を使い、2年間寝かせたやや辛口の豊饒(ほうじょう)みそを、合わせて使うのがおすすめだ。駅では長野駅ビル地下1階の「水城漬物長野ミドリ店」で販売。吟醸みそ、豊饒みそともに、500g入り450円。
長野善光寺門前にあり、江戸時代から善光寺詣でのみやげとして名高いのが、八幡屋礒五郎だ。東京・浅草の「やげん堀本舗」、京都・清水の「七味家本舗」とともに、日本の七味の三大老舗のひとつ。この店は充分な辛さと香りで、独自の風味を醸し出しており、七味の中身は、唐辛子、山椒、麻の実、ごま、陳皮(みかんの皮)、青じそ、しょうがの7品。それぞれ別々にあぶって調合する。小辛、中辛、大辛がある。中辛缶入りは360円。
信州みやげの定番となっている野沢菜漬。発祥の地は野沢温泉で、そもそもは温泉街の健命寺住職が京都遊学の折に手に入れたカブの種をまいたところ、カブは育たず葉だけが巨大成長し、野沢菜が誕生したとか。福田屋商店の野沢菜漬は、もちろん自家製。野沢菜は、9月に種をまき収穫、11月頃漬け込むため、販売は12月〜3月限定というもの。自家産の材料を使い、自家樽で漬け込んだ「正真正銘の野沢菜漬」は、袋入り270円から。
城下町・松本を代表する和菓子屋、開運堂本店。開運老松1本1050円は、ニッキの風味と小豆あんのハーモニーが洒落た味わいの生菓子で、古木をかたどった棒状のものを切り分けていただく。表面の松の実がアクセントだ。くだいた鬼ぐるみを加え、砂糖と蜂蜜を練り固めた干菓子・真味糖(しんみとう)は、和風タフィーといった独特の食感。クルミの風味が広がり、見ためも上品だ。9本入り1124円。旧開智学校近くに茶房「松風庵」も。
芳醇で香り豊かな清酒白馬錦の醸造元。酒造好適米の山田錦を35%にまで精米し、磨き上げた米で仕込む清酒白馬錦秀麗大吟醸は、フルーティーな香り、バランスのとれた味わいに定評がある一本だ。すべての工程が手作業で行なわれ、造り手の熱意が酒に現れている。代金前払いで宅配も可能だ。清酒白馬錦秀麗大吟醸は720ミリリットル3900円。
300年の歴史を誇る手漉き和紙の工場。大町周辺で農閑期の副業として行なわれていた伝統ある和紙作りだが、現在近隣で作っているのはここだけ。木の葉や笹などを漉き込んだ和紙製品は軽くてみやげにも最適。茶托5枚900円。はがきは5枚300円。前日までに予約をすれば和紙作り体験も可能で、所要2時間1050円。
白馬を代表する木彫作家、丸山譲さんの作品を販売している。野の草木、ほおずき、柿、ホップなど自然のものをモチーフにしたレリーフの壁掛けなど、農民美術の流れをくむ温もりある作品が多く、コースターなどがおみやげに人気だ。店の奥には、丸山さんと新進作家の作品を展示したギャラリーもある。レリーフの壁掛けは7500円から、コースター700円から。
諏訪神社下社秋宮に隣接した、和菓子の店。今や全国に数ある塩羊かんは、ここの初代が考案したもの。北海道十勝産の小豆と、茅野(ちの)の天然寒天をナラの薪で炊き上げる。薪集めから羊かんの練りまで、明治6年の創業から一貫した手作り。淡泊で上品な味わいの塩羊羹は1棹900円から。一から十まで手作りでなおかつ人気の店なので、予約をしてから訪れよう。
諏訪大社の神紋、梶の葉を焼き込んだ手焼の煎餅が名物。卵、砂糖をベースに焼いたカステラせんべいと国産の風味豊かなピーナツをふんだんに使い軽く焼き上げたピーナツ煎餅が好評。7年に一度行なわれる御柱祭の年には御柱煎餅も販売される。大社煎餅の本社は諏訪市にあるが、観光客の多い下社秋宮の社前には下諏訪支店がある。
旧軽井沢のロータリーから二手橋にかけて、軽井沢でもっともにぎやかな通り。旧軽銀座と呼ばれるあたりは、かつての中山道軽井沢宿にあたり、のちに外国人宣教師が避暑地として別荘を購入、外国人相手の商店街が形成された。現在では観光客向けの出張店が続々オープンするなか、古くからの別荘族のために営業する肉屋や八百屋も健在だ。出張店は大半が4月〜11月頃のシーズン中のみの営業で、閉店間際のバーゲンは注目だ。




