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福江港の東北の海域にある竹の子島、多々良島、包丁島、サザエ島周辺は福江海中公園に指定される美しい海。サンゴが茂り、熱帯魚が泳ぐ見事な海中景観を木口汽船の高速観光グラスボート「シーガル」で堪能できる。福江港から出港し、所要45分の周遊。夏期ダイヤ(7月20日〜8月31日)の間は予約不要だが他のシーズンは、不定期運行となるので事前に電話で確認を。5人以上または最低料金1万円でチャーター運航も実施。

西海国立公園に指定された竹の子島、屋根尾島(福江港の東北3.5km)の西北海域は海の透明度も高く、対馬暖流の影響でエダミドリイシ、カワラサンゴなどの石サンゴ類が群落をなし、イソバナ、ウミトサカ、ホンダワラ、アマモなどの海藻草類が混生、ベラやスズメダイなどの熱帯魚が遊泳する。国立公園内の11.2haの海域が福江海中公園に指定され自然が大切に保護されている。福江港からグラスボートを利用すれば手軽に五島の海を探勝できる。

五島列島・福江島の西の瑞、波静かな玉ノ浦の入江の奥に建つ教会。明治30年にフランス人宣教師アルベルド・ペルー神父によって建てられたレンガ建築で、五島最初のロマネスク様式が採用された(昭和62年に改装)。明治32年には五島各地の海岸から信者の手によって奇岩・奇石を採集し洞窟を造った。フランス南西部の奇跡の泉として名高い「ルルドの霊泉」を模したもので「井持浦ルルド」と呼ばれている。脇に掘った井戸にはルルドの霊泉の水を注ぎ入れている。日本最初のルルドで、以来、日本全国から巡礼者を集めている。

明治14年に久賀島浜脇に浜脇教会堂として建てられた教会が昭和6年に五島市五輪に移築されたもの。現存する木造教会堂としては最古の部類もので国の重要文化財に指定されている。建物は木造瓦葺き平屋建てで、外見は窓がポインテッドアーチ型である点を除けば純粋な和風建築。昭和59年に新天主堂の建築により、現在は五輪地区に修復保存されている。

新田次郎の小説『珊瑚』の舞台となった五島市富江町。明治時代からサンゴの採取が行なわれ、以来、彫りの深い独特の「五島彫り」という技法で珊瑚工芸品が作られてきた。高いものでは数百万という芸術的な職人技を間近に見ることができるのが出口珊瑚。資料館に工芸品が展示されているほか、男女群島などで採れたサンゴを使った加工品が市価の半値程度で販売されている。サンゴのピアスで2100円から。実費負担でアクセサリー作りの体験も可能。

ふるさと創生事業で掘り当てた温泉を使った五島列島にある公共の温泉保養施設。温泉ゾーンには大浴場、打たせ湯、泡風呂、サウナがあり、さらには休憩室、トレーニングルーム、リラックスルームとクアハウス顔負けの充実した施設。通年利用できる室内温水プールは25mプールのほかにウォータースライダー付きのトロピカルプールがあり、ファミリーにも大人気だ。泉質は食塩泉でよく温まり、冷え性などに特効がある。

五島列島・福江島の鬼岳中腹にあるリゾート施設で、鬼岳温泉に日帰り入浴が可能。男女別の大浴場にはジェットバス、打たせ湯、サウナ、露天風呂があるが、とくに露天風呂は夕日の美しさで評判。しかも夕日を眺める露天風呂としては日本最西端の湯船となる。泉質は含鉄・ナトリウム・マグネシウム-塩化物泉で神経痛、筋肉痛、疲労回復などに効果がある。休憩処ゆうなぎでは、五島うどん400円などの軽食も用意。

新上五島町の、奈摩湾を見下ろす小高い丘に建つ明治43年築の天主堂。1797(寛政9)年、大村藩(西彼杵半島外海地方)の農民が迫害を逃れてこの地に移住し、明治12年頃に集会所を造ったのが教会のルーツ。現在の天主堂は、日本人設計者(鉄川与助)の手で建築されたレンガ造り教会堂の初期のもので、国の重要文化財に指定されている。コウモリ天井となった内部の装飾も実に見事だ。ミサは土曜の18:00と日曜の9:00(5月〜8月は8:00)に行なわれる。現役の教会なので、見学に際しては十分な配慮を。

五島列島の頭ヶ島は、幕末まで無人島だったが、1858(安政5)年頃に鯛ノ浦地区のキリシタン信徒が迫害を逃れて移住し始めた。最初の聖堂が完成した1867(慶応3)年には、16戸(うち仏教徒1戸)が暮らすようになっていた。現在の教会は大正8年に完成した西日本では唯一の、また、全国的にも珍しい切石積みの石造り教会堂。創建時の原型が完全に保たれながら現役の教会として使われており、石造りの司祭館とともに国の重要文化財に指定されている。ミサは、第2・4日曜日の16:00から行なわれている。見学に際しては十分な配慮を。

遣唐使船が唐(中国)へ渡る際、日本最後の地だったという五島列島・三井楽町にある道の駅。遣唐使に関する展示も行ない1秒間に30のコマ撮りをした人形アニメーション『遣唐使ものがたり』やアニメ『行きし荒雄ら』の上映で遣唐使の様子や万葉時代の暮らしぶりを学ぶことができる。4階部分にある展望所からは白良ヶ浜や三井楽の町並みが一望にできるほか、物産販売コーナーではアワビ、サザエなど地元の海産物を販売。レストランと地ビールの醸造所も併設している。

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