古代、大陸の文化は朝鮮半島からもたらされたが、その玄関口になったのが対馬。近世では対馬藩の宗氏が朝鮮との外交に貢献した。資料館では第1展示室で上県町・佐護湊の藻刈船など対馬の民俗資料を、第2展示室では豊玉町・ヌカシ遺跡の朝鮮半島製櫛目文土器など大陸との交流を示す縄文遺跡からの出土品や、江戸時代の朝鮮通信使の行列絵巻、外交文書を展示し興味深い。ここを訪れれば、日朝外交を支えた対馬が大陸との交流の上でいかに重要な場所だったかがよくわかるだろう。
壱岐は古代から大陸文化との接点で、『魏志倭人伝』には「一大國」(一支國の誤記というのが定説)として登場。その王都の遺跡と推定され、特別史跡に指定されているのが原の辻遺跡だ。紀元前3世紀〜4世紀初頭に栄えた弥生時代の大環濠集落遺跡で、倭人伝に登場の国で初めてその遺跡が証明された場所。80haの遺跡のなかには、弥生時代の大規模な船着場(幅26m、長さ46mの突堤が2本)なども発見されている。展示館では『魏志倭人伝』の解説から、大陸から来た土器、祭儀場復元模型などを展示し古代へ夢を馳せることができる。
壱岐島北端、串山半島の一角にあるイルカと触れ合うことができる施設。壱岐周辺は日本屈指のイルカの生息地で、イルカパークでは、バンドウイルカ、オキゴンドウイルカを飼育。海を仕切ったなかでのびのびと泳ぐ姿を観察できる。通常10:00、12:00、14:00、16:00の予定で行なわれるトレーナーによる餌やりの時間は必見だが、天候やイルカの体調などにも左右されるため、あらかじめ確認を。
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