大阪のベイサイド、天保山ハーバービレッジの中心となる水族館が海遊館。環太平洋火山帯(リング・オブ・ファイア)と、環太平洋生命帯(リング・オブ・ライフ)に基づき、自然環境を再現して飼育展示。海の生物が頭上を泳ぐ海底トンネルのようなアクアゲートをくぐれば、アリューシャン列島、モンタレー湾、南極大陸、タスマン海、グレートバリアリーフ、クック海峡など環境に合わせ14の代水槽を設置。ラッコ、アシカ、アザラシやイルカ、色鮮やかな熱帯魚、ウミガメなどがそれぞれの棲む環境に沿って飼育されている。圧巻は館内中央に位置する水量5400tという太平洋巨大水槽で、海遊館いちばんのにんきもの、体長12mにもなるというジンベエザメが悠然と泳ぐ姿が見られる。飼育される生物は約580種3万点におよび、世界最大級の水族館としても知られている。
大阪市のほぼ中央に位置する天王寺区にあり、大正4年に日本で3番目に開園した歴史ある動物園。11haの広大な園内では、コアラやキリン、レッサーパンダなど約230種1000点の動物を飼育している。動物の生息地の環境を可能な限り再現し、爬虫類生態館「アイファー」や、アフリカサバンナ区草食動物ゾーン、アジアの熱帯雨林ゾーンなど生態的展示を推進しているのが特徴。また、土・日曜、祝日には、飼育員による動物の解説も実施。ガイドツアーなどのイベントも開催。希少動物の繁殖にも力を注ぎ、ニュージーランドに棲息する、珍鳥「キーウィ」を、日本で飼育する唯一の動物園でもある。
約10haの敷地に花畑や芝生広場、バラ園、アジサイ園、ぼたん園、梅園など四季を通じて咲く花を楽しめる植物園。ピラミッド型の大温室は、花の文化園のシンボルともなる施設で、洋ランや熱帯の花木約480種5300株、サボテンや多肉植物約70品種400株が栽培され見応え満点。また、園内の「花の工房」では、園芸や押し花講座のほか、テーブルアレンジ、ドライフラワー、花のアクセサリーづくり、花器を作る陶芸など多彩な体験講座も開催する。ガーデンショップや花壇を眺めながら食事ができる中華レストランも併設している。
スイレンをイメージした総ガラス張りの大温室。熱帯から極地圏まで地上のあらゆる気候条件のもとに生育する植物、約2600種1万5000株が自然な姿のままで鑑賞できる。バナナの花や『星の王子さま』で知られるバオバブの木、ヒマラヤの青いケシ、美しい高山植物の数々などめずらしい種がいっぱい。フローラルジェンヌの解説を受けながら巡る「フラワーツワー(無料)」も好評。大阪花博後も鶴見緑地を代表する施設として今もさまざまなイベントが行われている。
広大な敷地に植えられた植物は約1000種6万本。温室栽培ではなく、すべてが屋外で自然のままの姿で咲き誇っている。桜、ハナミズキ、バラ、サルスベリ、キンモクセイ、冬の間もサザンカ、梅、アンズなど。お花畑に加えて、東屋のあるハーブ園、ユーカリの森、シャクヤク園、ボタン園、ジャーマンアイリス園などあちこちのスペースで花々が楽しめる。中央の噴水のある大池ではゆったりと泳ぐ水鳥、コイ、亀たちに出会える。

