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明治の始め頃、気取らない菓子を製造したことが始まりといわれる駄菓子屋横丁。関東大震災で駄菓子屋が壊滅状態となった昭和初期には、東京に代わって製造を担い、70軒あまりの店が軒を連ねていたと伝えられる。現在は、200mほどの通りに22軒の店舗が並び、多くの観光客でにぎわう。横丁の雰囲気と下町風の菓子の懐かしいかおりが環境省の選定する「かおり風景100選」に選ばれている。

堅くて香ばしい、草加煎餅の元祖といわれる老舗が、豊納源兵衛(とよのうげんべい)。草加煎餅は、うるち米粉を練って蒸し、のばしたものを型抜きしてしょうゆを付けて焼き上げたもの。最近は、しょうゆではなく、タレを使用する店が増えたが、この店は昔ながらの手作業。1枚1枚刷毛で生醤油(きじょうゆ)を塗って丁寧に焼き上げる。しかも生醤油は2種を用意。素朴な姿かたちをした焦げ目も香り高いせんべいだ。1枚大80円から。

かつては「西の神戸牛、東の秩父豚」と呼ばれたブランド品の秩父豚。現在は素材となるのは国産の豚で、地元の猟師が猪猟の時に使った味噌漬けの方法を応用し、漬け込んだのが、世界商事の味噌漬けだ。残った味噌も料理に使え、一挙両得といえる。大正4年創業の老舗で、本店のほか駅では、西武鉄道西武秩父駅構内の仲見世通り、秩父鉄道秩父駅ビル・じばさんセンターで販売。折り詰め690g3150円。ネット販売もある。

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