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201011okada1.jpg岡田[丘多・丘田・岡多・岡太・陸田・小方・生形・纓片・緒賢・遠閑田・雄賀田]
豪商の岡田氏、武家の岡田氏、岡田さんのルーツは興味深い

 掘割からの風が柳に絡み、そよいで消える。掘割はやがて、江戸時代には川舟によって江戸まで荷を運んでいたという巴(うずま)川と合流する。川沿いには、木材回漕屋塚田家の黒塀が長々と続き、黒瓦の土塀が半身を見せている。昔ながらの建物が川に黒い影を落とし、その影を崩して鯉が川面を朱色にと変える。──この栃木市には、懐かしい旧家や藏が多い。回船問屋板倉家、豪商横山家、そして例幣使街道沿いに残るのが代官屋敷の岡田家(栃木市嘉右衛門町)である。

201002260201.jpg地図を旅する、今回は地図を使って『魏志倭人伝』の旅を試みます。
『魏志倭人伝』(『三国志』魏書東夷伝倭人条)は、朝鮮半島から対馬を経て「邪馬台国」への道筋を解説しています。最初に登場するのが對馬國(現在の対馬)。さらに對馬國から『南渡一海千餘里、名曰瀚海、至一大國』(南に瀚海と称する海を渡って千余里で一大國に至る)と記された一大國は、一支國(いきこく)、つまりは現在の壱岐にあたると推測されています。というわけでまずは壱岐に上陸しましょう。

■初虚空蔵
虚空とは宇宙のこと。サンスクリット語(梵語)ではアーカーシャ・ガルバ、これを漢字に直すと「虚空の母胎(=「蔵」)」で、虚空蔵菩薩(こくぞうぼさつ)は広大な宇宙のような無限の智恵と慈悲を持った菩薩というわけです。虚空蔵菩薩は、知恵、福徳、音声を授ける菩薩で、虚空蔵菩薩の五如来・一明王・七菩薩が「十三仏」として祀られているなかでの十三番目の仏事供養の主尊であることから毎月13日が縁日となっています。京都、法輪寺の十三まいり(3月13日〜5月13日)は有名です。これは13歳になった少年、少女が虚空蔵菩薩に智恵を授かりに行くという行事です。
あまり聞き慣れない言葉ですが、初虚空蔵(はつこくぞう)は、新年をあらわす季語にもなっています。
秩父市の虚空蔵寺で『虚空蔵尊縁日』
本庄市の虚空蔵寺で『虚空蔵尊例祭(だるま市)』
鎌倉市の成就院(虚空蔵堂)で『護摩焚き供養』
仙台市の虚空蔵山大満寺で『虚空蔵大菩薩大祈祷会』
登米市の宝性院(柳津虚空蔵尊)で『初虚空蔵』
寄居市の天正寺で『初虚空蔵』
大垣市の金生山明星輪寺で『初虚空蔵』
名古屋市の八事山興正寺で『初虚空蔵』
朝倉市の日照院で『虚空蔵祭』

■初猿丸
初猿丸とは聞き慣れない言葉ですが、宇治田原町の猿丸神社の祭神は三十六歌仙のひとり、猿丸大夫。「奥山に紅葉ふみわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋はかなしき」は猿丸大夫の作といわれています。毎月13日は縁日(月次祭)で1月は初猿丸となります。
宇治田原町の猿丸神社で『初猿丸』

■十日戎(十日えびす=初えびす)
おもに西日本のえびす神を祀る神社で、1月10日に齋行されるのが『十日戎』。前日の1月9日を宵えびす、1月10日を本えびす、11日を残りえびすと称しています。笹に縁起物を吊したものを販売する露店が出ます。十日戎を象徴するのが、神社から授与される小宝で、「吉兆」(きっきょう)と呼ばれています。西宮神社では『十日えびす』の「本えびす」の朝、4:00〜『開門神事福男選び』(開門神事)が行なわれます。これは毎年テレビのニュースに必ず登場しますね。
大阪市の今宮戎神社で『十日戎』
東大阪市の布施戎神社で『十日戎』
長浜市の豊国神社で『十日戎』
福岡市の十日恵比須神社で『正月大祭』
京都市のゑびす神社で『初ゑびす』(十日ゑびす大祭)
佐賀市の佐賀恵比須神社で『十日恵比須』
丹波市の八柱神社で『えびす祭り』
茨木神社で『十日戎』
京都市の八坂神社で『祇園のえべっさん』
綾部市の熊野新宮神社で『綾部初えびす大祭』
大阪市の堀川戎神社で『十日戎』
大洲神社で『えびすまつり』(十日えびす)
徳島市の事代主神社で『えびす祭』
西宮市の西宮神社で『十日えびす大祭』
堺市の菅原神社で『戎祭』
伊万里市で『招福伊万里えびす祭り』
佐川町の恵美須神社で『えびす祭り』(佐川十日えびす)
淡路市の事代主神社で『十日戎』
淡路市の石屋神社で『十日戎』
東大阪市の石切劔箭神社で『十日戎祭』
宮津市の智恩寺で『文殊堂十日えびす』
伊勢市のおかげ横丁で『十日戎練り歩き』
中津川市の西宮神社で『例祭・十日えびす』

■初金比羅
毎月10日は金比羅様(こんぴら)の縁日。1月10日は初金比羅となります。
金刀比羅宮で『初十日祭』(初こんぴら)
八王子市の子安神社で『初金刀比羅』
安井金比羅宮で『初金比羅祭』
越前町の金刀比羅山宮で『初金刀比羅祭』
虎ノ門金刀比羅宮で『初こんぴら祭』

■初庚申
「庚申」とは「かのえ・さる」で60日に1回巡ってきます。2010年は1月10日が初庚申、3月11日が二庚申、5月10日が三庚申、7月9日が四庚申、9月7日が五庚申で、11月6日が納庚申となります。
南丹市の京都帝釋天で『初庚申』
浜松市の庚申寺で『初庚申大祭』
大阪市の四天王寺で『初庚申』

■七草の節句(人日)
1月7日は五節句のひとつ人日(じんじつ)にあたります。七種粥を食べる習慣から七草の節句とも呼ばれています。春の七草は、せり、なずな、ごぎょう(ははこぐさ)、はこべら(はこべ)、ほとけのざ(こおにたびらこ)、すずな(かぶ)、すずしろ(だいこん)。この7種の野草の入った七種粥(七草粥)を食べると邪気を払うと信じられています。
桐生市の崇禅寺で『七草粥会』
嘉島町の浮島神社で『七草がゆ祭り』
豊田市の足助八幡宮で『七草粥』
波除稲荷神社で『七草神事』
大田区の六郷神社で『七草こども流鏑馬』

■うそ替え
太宰府天満宮で、木製の鷽(うそ)を交換しあい、1年間についた嘘を、天神様(菅原道真)の誠に替えてもらうという『うそ替え神事』が行なわれます。
太宰府天満宮で『うそ替え』

■三体月観月
熊野古道、中辺路には旧暦11月23日(2010年は1月7日)の深夜に月が三体となって現われる、という伝説があります。三体月とは、熊野三山で修験者が三体の月を見て神変不可思議な法力を得たと村人に伝えたと伝承され、山の端より登る月が三体に分かれて見えるというもの。
田辺市中辺路町で『熊野古道三体月観月会』
田辺市本宮町で『幻の三体月鑑賞会』

■納め不動
毎月28日はお不動様(不動明王=不動尊)の縁日だが、一年最後の縁日である12月28日を『納め不動』(おさめのふどう)で、全国各地のお不動様で、護摩が焚かれたり、火渡りの荒行が執り行なわれます。不動明王は大日如来の化身。空海(弘法大師)が唐から密教を日本に伝えた際に日本に不動明王の図像が持ち込まれました。密教では五大明王の中心となる明王とされ、一切の悪魔や煩悩を降伏させんがために、憤怒(ふんど)の姿をしています。
成田山新勝寺で『納め札お焚きあげ柴灯大護摩供』
江東区の深川不動堂で『納め不動』
瀧谷不動尊で『納め不動』
岡垣町の成田山不動寺で『納め不動』
目黒不動尊(瀧泉寺)で『納め不動』
加須市の不動ヶ岡不動尊總願寺で『納め不動』
伊勢原市の大山寺で『納め不動』
尾道市の浄土寺で『納め不動』

■年末三崎まぐろ祭ビッグセール
三浦市の三崎漁港はマグロの水揚げで有名。年末恒例の三セールでは、三崎崎物マグロをもちろん、いか・たこ・海老・かに・ほたて・貝柱・ししゃも・数の子・いくら・さざえなどの新鮮な魚介類や地元農家の野菜、果物、生花など、正月に使う食材が卸売価格で販売されます。期間は28日〜30日。
三浦市の三崎新港で『年末三崎まぐろ祭ビッグセール』

■官公庁御用納め
明治6年に太政官は12月28日を御用納とする規定を発令。御用とは宮中や政府の仕事を差しましたが、その後、この風習は民間にも転用され、今では民間企業も「御用納め」という言葉を使うようになっています。ちなみに御用始めは、1月4日です。

200911170101.jpg「島式漁港」なる言葉を知る人は、かなりの土木通でしょう。遠浅で干満の激しい海岸だと、漁港を造っても砂で埋もれたり、観潮の時に沖までの長い砂浜ができて漁船の上げ下ろしに難儀します。そこで、海岸の沖合に島のような漁港を造り、海岸と橋で結ぶというのが「島式漁港」です。日本初登場は、10年の歳月を掛けて1994年に完成した国縫漁港(くんぬいぎょこう=北海道長万部町)です。取材班は長万部に行ってきました。

200807030701.jpg本州から九州へ、歩いて渡ることができることをご存知ですか? それが関門国道トンネルです。山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ国道2号は、海底トンネルで関門海峡を越えています。昭和33年3月に完 成した世界で最初の海底トンネル(全長3461m)ですが、実はこのトンネルに世界で唯一という海底トンネルの人道があるのです。しかもそのトンネル、2008年で開通50年を迎えました!

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