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201203270101.jpg福田[副田・福多・福堂・福当・複太・服田・冨久田・富久田]
福田さんといえば群馬、そのルーツは武蔵七党の児玉党だ

「福田さんって、名前に“福”がついていてお目出度い名前ね」と、居酒屋の女将が言った。「福田という苗字は、元は開墾の難しい“深田”をよい田圃にしたいという願いから“福”という文字を使った呼び方でね──」と私は、なかなか噛めない裂きイカを無理に齧り、熱燗をぐいと飲む。女将はそんな私を横目で見ながら、「お目出度い名前だからか福田さんという総理大臣が二人も出たのかもね」と言う。「そうそう、福田といえば以前“幸福田”という苗字の人がいたな──」と私はなおも裂きイカを齧る。
ホント?! という顔をしながら女将は、私の手元から裂きイカを取り上げると、入れ歯でも噛めるようにそれを小さく千切り、再び渡してくれた。そんなやり取りをしながらも私は、「総理大臣の福田親子は群馬出身でね、関東には平将門を倒した藤原秀郷の流れを継ぐ福田氏が多いんだよ──」と話し続けるのであった。

201203130201.jpg西村[西邑・西邨・西志村・西ノ村]
新田氏族、武田氏族など西村さんのルーツは多彩

 私はいつもの居酒屋で、珍しく芋焼酎を飲んでいた。
 すると、「ねえ、西村さんという苗字は西のほうにある村という意味なの?」と、居酒屋の女将が酒の肴を作る手を動かしたまま訊いた。「そうだよ。本村から見て西に出来たから西村、西村だけでなくそういう具合に“東西南北”に村をつけて、東村、南村、北村とそれぞれ地名が生まれ、その地名から苗字が生まれたんだよ」と、私も焼酎を飲む手を休めずに言った。それから、「東西南北の中では西村姓が断然多く、それから北村、東村、南村の順かな──」。
 そこで私は焼酎のお代わりをもらい、遅ればせながら芋焼酎の銘柄を確認すると、「種子島の焼酎よ、美味しいでしょ」と、女将は私に言った。──そういえば西村姓と種子島は何かしらの関係があったことを思い出した。

201011270501.jpg後藤[五藤・呉藤・伍藤・后藤・小藤・護藤・五刀・五唐・五東・伍島]
後藤さんのルーツは藤原利仁で、後藤又兵衛、後藤新平なども有名

「今日はすごい渋滞でタクシーが進まなくて困ったわ」と居酒屋の女将が私に言った。私は燗酒を飲みながらさっきから女将の話を聞いていた。「昔からある道路はみんな狭いのよねえ、もっと広く造っておけば今頃困らないでもすんだのに」と女将は言いながら、二本目のお調子を運んでくる。「昔の人だって道路を広く造ろうとした人はいるさ。それも破天荒に広い道路を」と私は、突き出しに箸を伸ばした。「ハテンコウ?──で、その人は誰なの?」と女将は私にお酌をしながら訊く。「その人は、満鉄総裁・内相・外相・東京市長などを歴任した後藤新平さ。彼は東京に百年後を見据えた道路を造ろうとしたんだよ」と私が言うと、「偉いのねえ、その新平さんのことはよく知らないけれど、あたし、後藤又兵衛なら知っているわ」と女将はいつものように、どんどん話を変えるのであった。

日本最長の国道は日本橋(東京都中央区)と青い森公園前(青森県青森市)を結ぶ国道4号です。距離はなんと739.0kmにも及びます。この幹線国道は、「東京ヨリと函館港ニ達スル路線」で明治18年に国道六號に指定されています。対する日本最短の国道は、兵庫県神戸市の国道174号。なんと距離は187.1m(0.1871km)。比率でいえば、3950分の1という短さです。なぜ、同じ国道でこんなに差があるのでしょうか? 答えは明治の開国に遡ります。

スカイマークは、2010年4月16日(金)「茨城-神戸線」に就航しますが、2010年4月16日〜4月28日の搭乗分に関しては搭乗日の21日前まで予約可能な「前割21」を設定。茨城-神戸が5800円というエコノミーな料金になっています。搭乗日の2ヶ月前同日の9:30から発売スタート。
詳しくはプレスリリースを参照。

なお、茨城空港へは石岡駅・小川駅・水戸駅から関鉄グリーンバスが路線バスを運行予定。

36/10/30.218,140/25/0.576

201001310101.jpg池田[池多・池太・池他・活田・生田・溏田・垳田・偽計田・井気田]
数々の有名武将のひとりが池田さんのルーツだろう

「池田さん、あなたの家の家紋は“揚羽蝶”ではありませんか。池田さんは桓武平氏の“蝶”が代表紋なんですよ。この紋は織田家から貰ったものでしてね、備前岡山藩の池田信輝が信長の遊び相手として出入りしているうちに、信長の父である信秀に気に入られて蝶紋の麻裃を貰ったことに由来するんですよ」と、もうかなり酒を飲んでいた私は、いつもの居酒屋で隣り合わせた池田さんに言うのであった。
 ところが池田さんはきょとんとして、「いえ、ウチの家紋は菊水ですよ」とあっさりと言う。「ああそうですか、まあ、その──」と私は少ししどろもどろになりながらも、「菊水は楠木氏の家紋でしてね、勿論その流れの池田さんもいるのですよ」と答えるのであった。それから何とか感心してもらおうと、「池田さんの家紋には、“祇園守”というのもありましてね、これはキリスト教の十字架を家紋としたものでして──」。
 と、よけいなこと言ったものだから、池田さんは少々びっくりした様子で、「では池田家は、隠れキリシタンだったんですか?」と目を丸くするのであった。私は酒を飲むとやたら調子に乗って話す癖があるのが自分でも困る。

■初厄神
毎月19日は厄神様の縁日ですが、1月19日は初厄神となり盛大に行なわれます。厄神(やくじん)は、厄除けの神のことで、愛染明王と不動明王が一体化した厄神明王や、厄除けのご利益大の八幡神も厄神様となっていることがあります。
西宮市の門戸厄神(東光寺)で『厄除大祭』(初厄神)/兵庫
瑞丘八幡神社(垂水厄除八幡神社)で『厄神祭』/兵庫
神戸市の多井畑厄除八幡宮で『厄神大祭』/兵庫
宝塚市の大本山中山寺で『初厄神』/兵庫
神戸市の塩田八幡宮で『厄除大祭』(初厄神)/兵庫
東近江市の豊国神社で『厄除大祭』/滋賀
京丹波町の蒲生八幡宮で『蒲生厄神祭』/京都
南丹市の内林厄神宮(八幡神社)で『厄神祭』/京都
亀岡市の篠村八幡宮で『乾疫神祭』/京都
鉢多羅山若王寺釋迦院で『厄除大祭』/大阪

■初観音
毎月18日は観音菩薩の縁日ですが、年の初め、正月は初観音といって盛大に行なわれます。金龍山浅草寺の本尊・聖観音菩薩が隅田川で漁師の網にかかったと伝わる日は推古36年(628年)3月18日。まさに18日は観音様出現の日というわけです。お近くに観音様があればぜひ参詣を。
小田原市の飯泉山勝福寺で『初観音』(神奈川)
犬山市の寂光院で『初観音大祭』(愛知)
笠寺観音で『大縁日・初観音』(愛知)
湖東三山の金剛輪寺で『初観音大般若転読会』(滋賀)
東近江市の引接寺で『初観音会』(滋賀)
野崎観音で『初観音』(大阪)
宝塚市の大本山中山寺で『初観音』(兵庫)
大和郡山市の松尾寺で『初観音』(奈良)
高取町の壺阪寺で『初観音』(奈良)
奈良市の西大寺で『初観音供』(奈良)
明日香村の岡寺で『初観音』(奈良)
和歌山市の紀三井寺で『初観音』(和歌山)
倉敷市の不洗観音寺で『初観音大法会』(岡山)

■都バスの日
都バス(東京都交通局)は、関東大震災で大きな被害を受けた路面電車(東京市電)の応急措置として、大正13年1月18日、巣鴨(巣鴨駅)〜東京駅と中渋谷(渋谷駅)〜東京駅で東京市営の乗合バスの運行を開始しました。バスはT型フォードの11人乗り。路面も悪く、乗り心地もイマイチで車体は乗合馬車を連想させたため4代目橘家圓太郎という落語家が揶揄したため、この市バスは「円太郎」と呼ばれました。12月20日には「赤襟嬢」という名の女性車掌も登場しています。現在では139の路線で、1日当たり約56万人の乗客があるとか。東京都交通局が1月18日を都バスの日としています。2010年は映画「ラブリ−ボ−ン」(平成22年1月29日(金)より全国ロ−ドショ−)とのタイアップによるプレゼントキャンペ−ンを実施中です。

■左義長(どんと焼)
旧暦の1月15日は小正月。現在ではこれを新暦に置き換えて1月15日が小正月という場所が多い。小正月の前日夜(あるいは小正月の朝)に行なわれるのが正月の注連飾りなどを焼く左義長(どんと焼)。トンドだったりと地方によってその呼び方はまちまちですが、内容は同じ。本来は、小正月までが松の内で、正月用品を燃やすのが左義長です。
御所市の吉祥草寺で『左義長(茅原の大とんど)』(奈良県)
仙台市の大崎八幡宮で『松焚祭』(宮城県)
鎌倉市の鶴岡八幡宮で『左義長』(神奈川県)
大山崎町の小倉神社で『とんど祭』(京都府)
久御山町で『東一口のとんど』(京都府)
南丹市の園部公園で『とんど祭り』(京都府)
牟岐町西の浜で『左義長』徳島県
仙台市の青麻神社で『松納焚上祭』(宮城県)
北秋田市の道の駅たかのすで『どんと祭』(秋田県)
横手市で『たいまつ焼き』(秋田県)
宇都宮市の二荒山神社で『春渡祭』(栃木県)

■管粥神事
旧暦の1月14日深夜から1月15日の朝にかけて行なわれるのが管粥神事(くだがゆしんじ)。粥のなかに管を入れ、その管に入った粥の状態で今年一年の吉凶を占うという神事です。平安の昔から小正月には小豆粥を食して一年の邪気を祓うという習わしがありました。今では新暦で行なう場所が増えています。
袖ケ浦市の飽富神社で『筒粥の神事』(千葉県)
高山市の伊太祁曽神社で『管粥神事』(岐阜県)
足利市の御厨神社で『御筒粥』(栃木県)
糸魚川市の能生白山神社で『御筒粥祭・献灯祭』(新潟県)
淡路市の伊弉諾神宮で『粥占祭』(兵庫県)
亀岡市の出雲大神宮で『粥占祭』(京都府)
久御山町の雙栗神社で『粥占神事』(京都府)
和歌山市の伊太祁曽神社で『粥占神事・卯杖祭』(和歌山県)
橋本市の隅田八幡神社で『管祭』(和歌山県)
京都市の東林院で『小豆粥の会』(京都府)

■十日戎(十日えびす=初えびす)
おもに西日本のえびす神を祀る神社で、1月10日に齋行されるのが『十日戎』。前日の1月9日を宵えびす、1月10日を本えびす、11日を残りえびすと称しています。笹に縁起物を吊したものを販売する露店が出ます。十日戎を象徴するのが、神社から授与される小宝で、「吉兆」(きっきょう)と呼ばれています。西宮神社では『十日えびす』の「本えびす」の朝、4:00〜『開門神事福男選び』(開門神事)が行なわれます。これは毎年テレビのニュースに必ず登場しますね。
大阪市の今宮戎神社で『十日戎』
東大阪市の布施戎神社で『十日戎』
長浜市の豊国神社で『十日戎』
福岡市の十日恵比須神社で『正月大祭』
京都市のゑびす神社で『初ゑびす』(十日ゑびす大祭)
佐賀市の佐賀恵比須神社で『十日恵比須』
丹波市の八柱神社で『えびす祭り』
茨木神社で『十日戎』
京都市の八坂神社で『祇園のえべっさん』
綾部市の熊野新宮神社で『綾部初えびす大祭』
大阪市の堀川戎神社で『十日戎』
大洲神社で『えびすまつり』(十日えびす)
徳島市の事代主神社で『えびす祭』
西宮市の西宮神社で『十日えびす大祭』
堺市の菅原神社で『戎祭』
伊万里市で『招福伊万里えびす祭り』
佐川町の恵美須神社で『えびす祭り』(佐川十日えびす)
淡路市の事代主神社で『十日戎』
淡路市の石屋神社で『十日戎』
東大阪市の石切劔箭神社で『十日戎祭』
宮津市の智恩寺で『文殊堂十日えびす』
伊勢市のおかげ横丁で『十日戎練り歩き』
中津川市の西宮神社で『例祭・十日えびす』

■初金比羅
毎月10日は金比羅様(こんぴら)の縁日。1月10日は初金比羅となります。
金刀比羅宮で『初十日祭』(初こんぴら)
八王子市の子安神社で『初金刀比羅』
安井金比羅宮で『初金比羅祭』
越前町の金刀比羅山宮で『初金刀比羅祭』
虎ノ門金刀比羅宮で『初こんぴら祭』

■初庚申
「庚申」とは「かのえ・さる」で60日に1回巡ってきます。2010年は1月10日が初庚申、3月11日が二庚申、5月10日が三庚申、7月9日が四庚申、9月7日が五庚申で、11月6日が納庚申となります。
南丹市の京都帝釋天で『初庚申』
浜松市の庚申寺で『初庚申大祭』
大阪市の四天王寺で『初庚申』

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