葛飾北斎と並び国際的にも有名な喜多川歌麿(1753年頃〜1806年10月31日)。美人画の大家である歌麿の出生地は、今も謎で、江戸、京、大坂(大阪)、栃木、川越など諸説ある。現存する肉筆浮世絵は、出光美術館所蔵の『更衣美人図 絹本着色』(重要文化財)、浮世絵太田記念美術館『美人読玉章図(びじん たまずさをよむず) 絹本着色』(重要文化財)、千葉市美術館『納涼美人図 絹本着色』(重要文化財)、ニューオータニ美術館『美人と若衆図 絹本着色』(重要文化財)など40余点。そんななかで、江戸時代には水運で発展した商都・栃木市にはゆかりの3点があり、「肉筆画3点は世界一!」(栃木市教育委員会文化課)とPRしている。
「喜多川歌麿は、栃木市内の豪商宅に何度か滞在し、多くの作品を残しています。栃木市が所有するのは、2007年に確認された肉筆画『女達磨図』と、10年に「アートなまちづくり研究会」が見つけた『鍾馗図』と『三福神の相撲図』の計3点。 肉筆画を3点も所有するのは、 世界で栃木市以外ありません」
とは、栃木市教育委員会文化課の川津浩章さんの解説だ。















