前回は日本一長い駅名が、東京ディズニーリゾートにあることを紹介しました。それでは日本一長いバス停名はどこにあるのでしょうか? あまりに長いバス停名だと、車内放送で「次のバス停は・・・」と放送するのも大変のはず。ところが、常識外れの平仮名で40文字という長〜いバス停が茨城県つくば市にあります。早速地図で場所を探してみましょう。
まずは日本一短い駅名は? テレビ番組のクイズでお馴染みのこの設問。答えは津駅(三重県津市/JR東海・近鉄・伊勢鉄道)。本来の表示はTUですが、「ギネス・ワールド・レコーズ」にはちょっぴり強引にZ(つ)として、「世界一短い駅名」として登録されています。漢字一文字ということでいえば蕨駅などもそうですし、森駅、泉駅、鮫駅、緑駅、巻駅、燕駅、原駅、姫駅、渚駅・・・・と実にたくさんあります。では、日本一長い駅名はどこでしょう?
東日本編で、東京都、埼玉県、長野県の富士山地名が富士山信仰に基づくものであることがわかりました。さて、西日本はどうでしょう。富士山のお膝元、静岡県には富士山という地名はありません。
西日本の一番目は知多半島の先端、愛知県知多郡南知多町師崎(字)富士山です。
全国各地に○○富士と名の付く場所はたくさんあります。いわゆるご当地富士ですね。ところが、地名が富士山、たとえば○△市富士山とか□△町富士山という「地名が富士山」という場所は、あまり多くありません。なぜ富士山という不思議な地名が付いたのかを含めて、富士山地名をチェックしてみましょう。意外にも北日本には富士山地名はゼロで、もっとも東が埼玉県・東京都です。
前回(第30回)では、「日本一短い地名」(千葉県旭市ロ1)を紹介しました。番地を入れても7文字、番地を除けば6文字という短さでしたね。今回は逆に「日本一長い地名」の話。長い地名というと一般的に京都市街を思い浮かべます。たとえば京都府庁は、京都市上京区下立売通新町西入薮之内町といった具合。でも「下立売通新町西入」は地名ではなくナビゲーションですので、地名とはいえません。これをYAHOO!地図で検索すると、親切にも「京都府京都市上京区藪之内町」と教えてくれます。というわけで番地を除けば13文字となりますから最長というレベルではありません。
日本で一番短い地名はどこにあるのでしょう? 短い町村名といえばまず浮かぶのが三重県の県庁所在地、津市。ここに一文字の町名字名があれば、それが間違いなく日本一短い地名となるからです。たとえば、津市寿1なんて具合に。ところが津市の場合は最低でも2文字。つまり津市○○1番地となるわけで、これではナンバーワンの座を獲得することができません。実は、栄えある1位の栄光は千葉県にあります。
テレビ朝日の人気番組『ナニコレ珍百景』。2010年11月17日(水)放送の珍百景No.796はMV珍に輝いた「有名人がいる交差点」。ゲストの郷ひろみも驚いたヒロミゴーの交差点です。「およそ700m先ヒロミ・ゴー」というカーナビ音声案内があるので、目を凝らすとそこには「広見5」(広見5丁目交差点)が・・・というオチがつくもの。コレ、岐阜県可児市(かにし)にある交差点。傍らにはホテルルートイン可児も建っているから、まさにヒロミゴーのホテル!(住所は可児市広見5-130-2)。
単に語呂合わせなら他にもあるだろうと調べたところ、愛知県安城市安城町に広美5番地が。ここにはモアイ像が目印のコーヒーハウス「ドルフィン」が建っていますが、交差点でないためカーナビでも「およそ●○m先ヒロミ・ゴー」の音声案内は出ません。
全国にたくさんありそうな広見5丁目も実は可児市1ヶ所だけ。広美5丁目、寛美5丁目、弘海5丁目、洋海5丁目、広実5丁目、尋実5丁目、尋見5丁目も存在しません。さすがに「MV珍」といったところでしょうか。
ちなみに岐阜県可児市は森蘭丸の生誕地。その中心市街地が広見町(かつての可児郡広見町)。
同じ岐阜県には「北アルプスに野口五郎岳という山があるよ!」なんて驚く人もいますが、五郎とは石が累々と連なるゴーロのこと。長野県大町市野口にり、山頂には大石が堆積していることから野口五郎岳という山名が付きました。野口五郎はこの山名から芸名としていますが、岐阜県美濃市出身の野口五郎が富山と長野の県境に山名をなぜ付けたかは、岐阜県境に黒部五郎岳(2840m)という山もあるけど標高が野口五郎岳(2924m)の方が高いからとか。
山の名前が芸能人と同じなのは、
「野口五郎だけ」なのです。
ギネス認定の「世界一狭い海峡」が日本にあることをご存じだろうか? 海峡とは陸地によって狭められている海域。宗谷海峡、津軽海峡、明石海峡、鳴門海峡、関門海峡など国内にも数ある海峡ですが、「世界一狭い海峡」はどこにあるのでしょう? 「多分、瀬戸内海」と推理した人は、かなりの旅好きか、地理マニアでしょう。実は海峡の中でも幅の狭いものを瀬戸といい、島の多い瀬戸内海には各地に「瀬戸」があるのですから。広島県呉市の音戸の瀬戸は幅わずかに90mですが世界一ではありません。
日本最長の国道は日本橋(東京都中央区)と青い森公園前(青森県青森市)を結ぶ国道4号です。距離はなんと739.0kmにも及びます。この幹線国道は、「東京ヨリと函館港ニ達スル路線」で明治18年に国道六號に指定されています。対する日本最短の国道は、兵庫県神戸市の国道174号。なんと距離は187.1m(0.1871km)。比率でいえば、3950分の1という短さです。なぜ、同じ国道でこんなに差があるのでしょうか? 答えは明治の開国に遡ります。
地図を旅する、今回は地図を使って『魏志倭人伝』の旅を試みます。
『魏志倭人伝』(『三国志』魏書東夷伝倭人条)は、朝鮮半島から対馬を経て「邪馬台国」への道筋を解説しています。最初に登場するのが對馬國(現在の対馬)。さらに對馬國から『南渡一海千餘里、名曰瀚海、至一大國』(南に瀚海と称する海を渡って千余里で一大國に至る)と記された一大國は、一支國(いきこく)、つまりは現在の壱岐にあたると推測されています。というわけでまずは壱岐に上陸しましょう。










