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江戸時代回船業を営み、藩の御用達を務めるほど繁栄した清水家。その清水家の回遊式庭園を再現したのが、清水邸庭園。湧水を取り入れた池を中心とした庭園は、江戸中期の名園といわれており、秋から初冬にかけては、ツワブキの開花など、四季折々の表情を見せる。また園内にある数寄屋造りの湧水亭では、お茶をいただくこともできる。菓子付の抹茶または煎茶で、一服500円。正座が苦手な人のために立礼席の用意もある。

明治26年、当時皇太子だった大正天皇の御静養別御殿として造営。明治、大正、昭和天皇と、3代にわたって御用邸として使われた。現在は記念公園として整備され、園内の主要な施設、西附属邸御殿も内部を一般公開。襖や床の間のある和室にカーペットを敷き、猫足の椅子を入れた謁見所などが、明治の雰囲気を伝える。また皇族方のお印が入ったハンカチなど、オリジナルグッズを販売する売店や、沼津市歴史民俗資料館もある。

熱海市街から箱根へ向かう県道20号沿い、十国峠の手前に広がる自然公園。園内には3000本の桜、1万5000本のアジサイ、6万株のツツジ、1万4000本のシャクナゲのほか、キンモクセイ、サザンカなど、四季折々に花が咲き、花の名所としても知られている。園内には、アスレチックやハイキングコースも整備されており、楽しめる。また公園の標高が450m〜740mと、高台に位置するので、晴天時には眼下に熱海市街と相模湾を眺め爽快だ。

熱海サンビーチとなぎさ親水公園の中央に位置し、熱海湾に突き出したムーンテラス。南欧コートダジュールと、北イタリアのリヴィエラ海岸をイメージした遊歩道が続く。 目の前のマリーナに並ぶ豪華クルーザーを眺めながら、散策が楽しめる。ライトアップされる夜は、熱海の夜景も楽しめ、カップルにも人気のスポット。また熱海最大のイベント、アタミ海上花火大会のときは、絶好の特等席となる。

小松宮彰仁親王が明治23年に築いた別邸。昭和27年に市立公園となり、市民の憩いの場となった。6万8000平方メートルもの敷地の大部分は、富士山からの溶岩流でできており、その上に1200種の樹木が生い茂っている。この自然林を背景に大小7つの天然の池があり、そこに富士山の湧水が湧き出ている。北寄りに建つ高床式数寄屋造りの「楽寿館」には、明治時代の襖絵や天井などが残され、年1回一般公開。また公園の西半分は遊園地。

江戸時代、東海道の宿場町として栄えた由比。往時には、本陣、脇本陣を中心に、旅籠が建ち並んでいたという。東海道筋のなかで由比は、本陣の敷地が唯一当時のままに残されている町。現在、本陣の跡地一帯は、公園として整備されている。正門、石垣、由比本陣記念館を兼ねた離れ館の「御幸亭」などが復元され、小堀遠州作と伝えられる庭も見事だ。敷地内には、ビジターセンターである東海道由比宿交流館、歌川広重の作品を展示する「東海道広重美術館」も併設。

富士市比奈地区にあり、日本最古の小説『竹取物語』の主人公、かぐや姫が生まれたという伝説の竹やぶが残っている。竹やぶは現在「竹採公園」として整備され、園内には『竹取物語』発祥の地を裏付ける「竹採塚」がある。竹採塚は、縦横40cmほどの自然石。表面には「竹採塚」の3文字が刻まれている。またかぐや姫が振り返ったという「見返り坂」など、小説の舞台が再現され、歩くだけで伝説の世界を楽しめる。

富士山の噴火でできた溶岩洞穴、印野胎内(いんのたいない)を中心とする自然公園。全長155mの印野胎内は天然記念物にも指定されている。園内の樹林には73種もの野鳥が棲息し、観察歩道も整備されている。印野胎内の名称は、人体の内部を思わせる曲がりくねった構造に由来。洞内探勝は所要30分ほどだ。照明設備はなく、受付でろうそく10円を購入するが、懐中電灯を持参した方がいい。

静岡県のお茶の生産量の約3割を占めるという、牧之原大茶園。その高台に広がる公園で、鎌倉時代、日本に茶をもたらしたという栄西の像が立つ。春先には牧之原大茶園が一面緑に色づき、好展望が楽しめる。公園斜面には、3月下旬〜4月上旬に開花を迎える、カタクリも群生する(島田市指定の天然記念物)。園内の富士見茶屋では、葛布を使った民芸品や志戸呂焼(しとろやき)など、地場産品を販売するほか、地元金谷茶のサービスもある。

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