◆2009年4月で営業を終了
温室栽培が盛んな浅羽(あさば)は、高級メロンの産地。そんな浅羽の隠れた名物のひとつが、「子メロン漬け」だ。これはメロンの生育段階に間引きされ摘み取られた5cmほどの小さなメロンを漬け込んだもの。種類は豊富で、低塩でかつ塩もみしない浅漬がいちばん人気で、ほかにしょうゆ漬、梅酢漬、キムチ漬などもあり、各600円。自家製浅漬も好評で、くちなし漬、セロリー漬なども。店頭では本生メロンジュースなどが味わえる。
昔から鰹節作りが盛んな田子にある鰹節製造元。今や鰹節といえばパックが主流で、なかなか自宅で鰹節を削るということはしないが、風味も味も、削りたてに勝るものはない。ここでは、昔ながらの丁寧な製法で鰹節を完成させる。6月中旬からは地元・田子のカツオが使用され、風味豊かな鰹節が作られる。ダシとり用の削り節は175g500円。せっかくだから自分で削ってみようというのなら、本ぶし1000円〜、または亀ぶし800円〜を。
西伊豆・土肥にあり、昔ながらの製法を守る、水天丸。元漁師の主人が作る干物が大評判だ。真あじの干物5枚1050円もあるが、この店ならではの味といえば、しょうゆ干し。いわゆるみりん干しで、甘辛いたれがご飯によく合う。しょうゆ干しはあじと鰯(いわし)があり、いずれも6枚630円。自慢の調味液が味の秘訣で、焼きすぎないのが、おいしく食べるコツだとか。電話による取り寄せももちろんOKだ。
わさびの産地・天城湯ヶ島にあるわさび専門店。鮮度のいい地もののわさびの芋は1本500円前後〜。このわさびを塩漬けにし、酒粕などと合わせた手作りのわさび漬は、量り売りもしており100g200円〜。ほかに茎を使った自家製三杯酢漬が500円。またこのわさびの真の旨味を引き立てる鮫皮卸板も手作りしており、これが料理人の御用達となっている逸品。コロザメの皮を用いて手作業で作られる卸板は500円と1200円。
わさび、鮎と並ぶ中伊豆エリアの特産物が、椎茸。伊豆ではおもに天城山と達磨山の山麓が質のいい椎茸の産地だが、このあたりの温暖多湿な気候が椎茸の生育に適しているからだ。修善寺の老舗こめやしいたけ店では、周辺の上質な干し椎茸が手に入る。とくに質のいい「どんこ」と呼ばれる肉厚のものは、いいダシがとれるし、身の食感もとてもいい。なかでも高級な「天白どんこ」はかなり品薄。500g9000円。
伊豆長岡町の郊外にありながら、パン、ケーキなどがどれでも本格的な味で、通もうならせるおいしさなのが、ふくやEMAIR(エマーユ)。すべて手作りのパン、ケーキは曜日によって種類が異なる。なかでも人気なのが、イタリアンロール。遠方からわざわざ買いに来るファンも多い看板商品だ。口に入れた途端、舌の上でスーっと溶けていくカステラがたまらなく美味。丁寧に手作りされるため予約での注文販売で、箱入り1本1250円。
韮山(にらやま)にあるジャムの製造元。材料は伊豆産で、旬にとれた果実の味そのままのさっぱりとした味わい。いちごジャムの素材は100%天然のイチゴで、着色料や合成保存料は一切使用していない。400g入り瓶詰めなら、いちご、甘夏が各700円。キウィフルーツ、ブルーベリーが各800円。いろいろな味を楽しむなら、スティックタイプもおすすめ。いちご、甘夏、ブルーベリーの3種類24本入りで1000円。
伊豆長岡の温泉街にある割烹料亭だるまで人気の品が、太巻若舎人(わかとねり)。料亭で出していた太巻きを、伊豆長岡駅に請われて置いたところ、またたく間に人気商品になったとか。7種の具が入った豪華版の太巻きだ。気をよくした駅では、さらにだるまの千枚漬けを模した万枚漬けをも販売。太巻若舎人は1本1000円で地方発送も可能。伊豆箱根鉄道伊豆長岡駅の売店でも販売。
南伊豆・大瀬にある干物の製造直売店。旬の時期にとった魚を冷凍保存し、売り切る量だけを開いて天日干しにしており、いつでもおいしい干物を購入できる。通年あるのは金目鯛、真あじ、カサゴ、いかのみりん干しなど。4cmくらいのしまあじをいかだ干しにしたみりん干しも美味。かご入りで600円〜1200円くらい。干物は、その場で焼いて味わえる。また売店脇には温室があり、冬から春にかけては、花狩りも楽しめる。
南伊豆・大瀬にある臼竹商店は、アワビ、伊勢えび、サザエを生け簀に泳がせ、通年販売している。地元でとれたものが主体で、アワビは南伊豆町の海女が、伊勢えびは昔ながらの刺し網でとったものだ。卸売りが中心なので、品質や値段には十分納得がいくはず。価格は時価なので不定だが、常連客の話では「南伊豆ではいちばん安い」とか。アワビ、伊勢えびは通年あるが、アワビは4月〜7月、伊勢えびは4月〜6月が比較的安く手に入る。









