内浦湾をひとまたぎにして、館山寺温泉と大草山展望台を4分で結ぶユニークな湖上ロープウェイ。終点の大草山は、風光明媚な浜名湖のなかでも、もっとも眺めがいい場所で、山頂には展望台があり、遠州屈指の大パノラマが広がる。山頂の標高はわずか133mだが、アカマツで覆われた山は、湖畔に立つ独立峰のため、南には内浦湾と館山寺温泉、遠く太平洋、北には奥浜名湖、晴れた日には富士山までも一望できる。
観光船で堂ヶ島のリアス式海岸や海食洞窟の天窓洞(てんそうどう)、トロンボ現象が起こる三四郎島などを見学する「堂ヶ島洞窟めぐりコース」を用意。所要20分で、運航時間内に堂ヶ島桟橋から5分〜10分ごとに随時運航。また堂ヶ島から、松崎、雲見、波勝崎と西伊豆の奇岩を中心に海岸線を見学する「千貫門めぐり定期船」もある。こちらは片道所要40分で、堂ヶ島発は1日2便〜7便と、季節により便数が増減するので注意を。
伊豆長岡温泉南西の山麓駅と、標高452mの葛城山頂を結ぶロープウェイ。ゴンドラは6人乗りで、全長1800m、片道7分の空中散歩が楽しめる。山頂には、京都の清水の舞台をイメージした展望台の「かつらぎの舞台」があり、北に富士山や箱根連山、西に駿河湾、南に天城連山を望む、壮大なパノラマが得られる。一帯は展望公園として、所要40分ほどの自然散策路も整備されている。また、山全体が染まるほどツツジの木が多く、開花期の4月下旬〜5月下旬には、ツツジ祭も開催される。
南伊豆でも随一といわれる石廊崎の豪快な海岸美を、海上から楽しめる。遊覧船は石廊崎港から、「五百石船」と「マリンバード号」が運航。石廊崎から奥石廊を通過して大根島をまわる、一周25分の探勝コースだ。海上から眺めると、石廊崎の断崖絶壁がより壮絶な勢いで迫ってくるよう。ただし、風向きによってコースが変更し、大瀬沖に浮かぶ奇岩・蓑掛岩を通るコースになることもある。
下田港から出る観光船、下田港内めぐり。港内めぐりは、黒船を模した蒸気帆船タイプの「サスケハナ」で、幕末の日本開国の舞台となった下田港を周遊する。港内にある弁天島、ペリー投錨地などを約20分でめぐる。
伊豆急下田駅のすぐ東にある寝姿山(ねすがたやま)は、女性の寝姿に似ていることからその名が付けられた。駅前からは、全長540mの下田ロープウェイが運行しており、山頂までは約3分30秒。山頂付近には、奈良・法隆寺の夢殿を模した愛染明王堂をはじめ、下田に生まれ、商業写真の開祖といわれた下岡蓮杖(れんじょう)の遺品や日本最初のカメラなどを展示する蓮杖写真記念館、黒船見張り台跡など、みどころが点在。
富戸港を出発して、海上から城ヶ崎海岸を眺める定期観光船。全長16m、19t、定員80名の快速船センチュリー2世による、30分のほどのクルージングだ。城ヶ崎観光コースのチェックインは、出航の20分前までに待合所で済ませること。リアス式の城ヶ崎海岸や、断崖絶壁に架かる海の吊り橋、門脇埼灯台、大室山などのポイントを、船の上から眺めることができる。夏には海上花火遊覧コースなども企画される。
東海道本線金谷駅を起点に、大井川を眺めながら北上する大井川鐵道本線。開業は昭和2年で、昭和24年に全線電化されるまで、SLが活躍していた路線だ。電化され、一度は姿を消したSLだが、昭和51年に国鉄最後のSL、C11形227号機を「SL川根号」として再び運転。乗車は座席指定制で、原則として予約が必要だ。乗車予約時に注文する汽車弁当も人気で、車窓から渓谷を眺めながらのSLの旅を盛り上げてくれる。乗車の予約は電話予約が乗車日の3ヶ月前から2日前まで。ホームページからのメールでの申し込みは乗車1ヶ月前から2日前まで。
正面に富士山、眼下には駿河湾と市街を一望する景勝地、標高308mの日本平と、標高165mの久能山(くのうざん)山頂を、55人乗りのゴンドラが5分で結ぶ。伊豆の山並みや御前崎までも一望する、快適な空中散歩が楽しめる。途中、屏風谷、地獄谷と呼ばれる断崖も眼下に広がり、深緑の季節や紅葉の季節など、四季折々に美しい。ロープウェイ乗り場には食事もできる日本平パークセンターもある。

