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天城山中を流れる河津川沿いの1.3kmほどの区間に点在する、大小7つの滝が、河津七滝(ななだる)。上流から順に釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、クライマックスである落差30mの大滝と続き、変化に富んだ景観を見せる。7つの滝をめぐる約2kmの遊歩道も整備されており、釜滝から大滝までは所要1時間。初景滝の前には、『伊豆の踊子』をモチーフにした「踊子とわたし」のブロンズ像が立つ。

天城山、大室山の噴火によってできた溶岩流の台地が、荒波に削られてできたリアス式の海岸。この溶岩台地沿いに、約3km、所要1時間30分の城ヶ崎ピクニカルコースと、約6km、所要3時間ほどの城ヶ崎自然研究路という、2つの散策路が整備されている。城ヶ崎ピクニカルコースのハイライトは、長さ48m、高さ23m、スリル満点の「海の吊り橋」。中間地点には高さ24mの門脇埼灯台もある。

昔ここに住んでいた田貫長者の庭池だったと伝えられる池。現在は、水深8m、周囲4.5kmの潅漑用貯水池になっている。湖畔沿いには遊歩道も整備されており、散策にぴったり。湖面には富士が映え、桜咲く春には湖畔でわさびとりもでき、秋にはススキが美しい。キャンプ場やボート乗り場、釣りのポイントなどもあり楽しめる。また湖畔から東海自然道を20分ほど歩くと、湿生植物が見られる小田貫湿原に着く。

寸又峡(すまたきょう)温泉で、まず訪れたいのが寸又峡プロムナードコース。往復約1時間のハイキングコースで、舗装されたなだらかな上り坂からスタートする。道の両脇の木々が、紅葉や深緑の頃は、格別の美しさをみせる。急な下り坂付近で、コース中の最大のハイライト、夢の吊り橋が見えてくるが、コバルトブルーの寸又川に架かる吊り橋を一度に渡れるのは、たった5人まで。ピーク時には3時間待ちという人気の吊り橋だ。

宇津ノ谷峠越えの最も古い道が蔦の細道。平安時代から官道として多くの人が往来した古道で、『伊勢物語』の中で主人公の在原業平が「駿河なる宇津の山辺のうつつにも夢にも人に逢わぬなりけり」と詠んだことから、「蔦の細道」と呼ばれるようになった。文人あこがれの峠越えの道でもあったのである。現在ではその古道が復元されハイキングコースとなっている。峠の直下には立場茶屋のあった宇津ノ谷の集落が往時のまま残る。

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