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859(貞観元)年創建と伝えられる古社。行基が宇佐八幡宮から京都の石清水八幡宮に分霊する際に、この地に立ち寄り仮の社を造ったのが始まりといわれる。室町時代に唐戸から出航した遣明船も出港の前には亀山八幡宮に航海の安全を祈願したという。16世紀には朝鮮国に寄付を仰いだという歴史も持つ。今も、関の氏神として市民に親しまれている。また、亀山八幡宮の鳥居のそばには、かつて、山陽道の起終点であったことを示す石碑あり、ここから関門海峡を船で渡り、九州の西海道へと通じていた。

関門海峡の新名所、カモンワーフは唐戸市場と海響館の間に位置する。鮮魚、水産加工品など下関ならで食材を販売する店やみやげ店、飲食店など50店が入る複合商業施設。関門海峡を望むロケーションの中、ショッピングや食事が楽しめる。「イッツ・クリスマス」は海峡を眺めながらのんびりできる穴場の喫茶店。「錦山商店」は韓国食材の卸し・小売店で白菜キムチが大人気。

明治39年に建てられたイギリス領事館。ついで長崎、函館にも建てられたが、現在も残っているのはここだけ。領事館設置にあたり門司と下関が候補となったが下関戦争後の講和条約締結時にイギリス側の通訳となったアーネスト・サトウのイギリス政府への進言で下関が選ばれた。今ではノスタルジックな赤レンガの洋館が、港町下関のシンボルとなっている。館内に配されたマホガニーのテーブルや暖炉などのインテリアも興味深い。現在は市民ギャラリーとして利用されている。

旧秋田商会ビルは、大正4年に建てられた海運会社・秋田商会の事務所兼住居だったもの。秋田商会は日清戦争以後に興った海外進出機運にのって創設された海運会社で、海外貿易を主な業務にしてした。屋根の塔屋が印象的な和洋折衷の建物で、当時は海岸が間近に迫り、屋上の塔が灯台の役目を果たしていた。ユニークなのは、2・3階が和室の住居となっており、屋上に日本庭園や茶室を備えていること。現在は観光情報センターとして活用され、建物内部も公開している。日没〜22:00にはライトアップされる。

下関南部町(なべちょう)郵便局は、明治33年に建てられ、下関に現存するもっとも古い西洋建築物。外壁のレンガは60cmの厚さで、現在も現役の郵便局として使用されており、国内の郵便局の建物のなかでも最古のもの。内部には建物に関する資料展示コーナーもある。日没〜22:00にはライトアップされる。明治時代に下関の発明家、俵谷高七氏がポストを考案、第1号の丸形ポストが郵便局前に設置されている。

国際貿易港・下関の国際貿易ターミナルとしての役割を担う施設。国際会議場、総合展示場、交流広場アリーナ、関門海峡を眼下にする高さ153mの海峡ゆめタワーのほかみやげ物店などが揃っている。「ふく市場」は特産のフグ(下関ではフク)を市場価格で提供するレストラン・ショップ。人気のふくランチは3500円。「ふくふくワールド」は、県産品や下関の特産品を販売するショップ。フクをキャラクターにしたオリジナルグッズも置いている。

海峡メッセ下関に併設される海峡ゆめタワーは、高さ153m。30階の展望室は143mに位置する。展望室は日本初の球形ガラス張りとなっていて、360度のパノラマビューが楽しめる。幅700m余りの関門海峡はもちろん、九州の山並みをも一望にし、武蔵と小次郎の決闘で知られる巌流島(舟島)を眼下にする。また、タワー自体のライトアップのバリエーションも豊富で、光のパフォーマンスも名物になっている。

唐戸渡船の呼び名で親しまれる関門連絡船を運航するのが関門汽船で、下関市の唐戸桟橋と北九州市の門司港とを5分で結んでいる。また、武蔵と小次郎の決闘で知られる巌流島への観光船・巌流島航路も就航し、唐戸桟橋から巌流島を経由し門司港に渡ることができる。巌流島航路を利用して巌流島から再び下関(唐戸桟橋)に戻ることも可能。

唐戸桟橋は、関門汽船の関門連絡船発着所。最盛期の昭和48年には、年間128万人もの人を門司へと運んでいる。現在でも年間30万人を運ぶ地元の足で、門司港に向け連絡船が20分間隔で出航している。また、桟橋周辺の海岸沿いにはボードウォークが整備され、周囲は異国情緒が漂う洋風の建築物が残る人気のスポット。唐戸とは唐(中国)への戸(玄関口)という意味で国際都市として栄えた下関の往時の雰囲気を伝える町並みと関門海峡を探訪できる。

忌宮(いみのみや)神社は、長門国の二の宮。仲哀(ちゅうあい)天皇・神功(じんぐう)皇后が西国平定の折、豊浦宮を建て、7年間滞在したといわれる古社。また、渡来人が仲哀天皇に蚕種(さんしゅ)を献上したという伝説から、境内には蚕種渡来の地の碑が立てられている。蚕種とは蚕のこと。また、県の民俗無形文化財にも指定される、奇祭「数方庭祭(すうほうていさい)」も例年8月7日から1週間行なわれる。

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